すべてがFになる ドラマ版 | 数楽と音学と音楽

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音楽ブログのつもりが数学に侵食されてしまいました・・・。

あまりにもひどいので、フルートを関係ないけど記事に。

森博嗣という作家がいる。
初期はミステリ作家で理系ミステリというブームをつくりました。
学生の頃から愛読していてほとんどの作品は読んでいます。
デビュー作であるS&Mシリーズに「すべてがFになる」という作品があります。
登場人物は建築科の助教授、その研究室に在籍するお嬢様。お嬢様は助教授を懇意にしています。彼らの頭文字をとったのがS&Mです。
で、それが今回めでたくドラマ化したのですが・・・。
最初のキャスト発表の時点で、「ああ、これは駄目だ。イメージと全然違う」という印象でしたが、地実際にドラマをみてさらにがっかり。
まわりの森ファン(別名、森クラスタといわれている?)の評価もかなり悪いのですが、納得の不出来です。

脚本家は全然登場人物のことを理解していないし、以前放送されていたドラマ ガリレオの影響を受けすぎです。ミステリものなので、事件が起きる→解決する というお決まりのプロットで且つ、1時間で話を進めないといけないのはわかりますが、それを差し引いてもひどい。

検索すればたくさん出てくるので、個別には触れませんが大体思っていることはみんな一緒でした。

思うに脚本化が一番の原因なのでしょう。
先にも書いたとおり、原作設定をあまりにも無視しすぎているのです。
設定崩壊、キャラクター崩壊。
もうね、ひどい。
あまりにもひどい。
一度も原作を読んでないのでは?と思うくらいひどい。
ここまで改変するなら、原作なんていらないやん。

と、怒りを通り越して泣けてきます。

・・・あ、次回予告はとうとうあの天才博士が登場するのか。
でも、期待はしない。




追記
あんなの私が大好きな国枝桃子じゃない!!!
そこが一番許せない。
「許さない、絶対にだ」


追記の追記
宝生舞なら許してた。(とっくに引退してるけど)
あの、目ぢからがとても素敵でした。