陸山会事件:大久保被告の訴因変更許可--東京地裁

『西松建設の違法献金事件で政治資金規正法違反(虚偽記載)に問われ、公判中の小沢一郎民主党幹事長の元公設第1秘書、大久保隆規被告(48)について、東京地裁(登石郁朗裁判長)は21日、検察側の訴因変更請求を許可した。小沢幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡り虚偽記載を共謀したとして、起訴内容に追加するよう求めていた。

 弁護側は「特別抗告などを検討する」としている。【伊藤直孝】』(2010/05/22 毎日jp


あまりに、こそこそ過ぎて見逃すところでした。

どういう理屈で訴因変更ができるのか是非教えていただきたいものです。

私のアホな頭では理屈がわかりません。


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そういえば、小沢幹事長の方も結果が出たそうで、不起訴だそうですね。

予想してたことですから特に驚くこともなく。


今回のことは、オーサワだろうとカワカミだろうと誰がやってもまともな起訴状など書けるはずがないわけで、せいぜい

「絶大な指揮命令権限を有する被疑者の地位とA・B・Cらの立場や上記の情況証拠を総合考慮すれば,被疑者に共謀共同正犯が成立するとの認定が可能である。」(検察審査会の議決書より)

というような支離滅裂な文章を作るのが精いっぱいでしょう。


もう少し、検察審査会メンバーの知能が高ければ(失礼)、時間とお金の無駄を省けたのにね。

伝聞推定で起訴できるなら、私のブログの記事を元に機密費評論家や政治部記者連中全員起訴できます。

検察審査会はそのぐらい無茶な起訴相当を出したんですよ。


しかし、改めて見ても議決書すごいですね。


【石川議員「こんな感じでいいですか?」 小沢幹事長「いいよ」】


が、検察審査会フィルターを通すと

「収支報告書を提出する前に,被疑者に報告・相談等した」

になるんですね。


(【会話部分】は石川議員に対する毎日新聞の取材記事 から勝手に想像。軽いジョークなので「お前聞いてたのか?」などという指摘はなしで。)