民主党小林千代美氏が狙い撃ちされておりますが、これを小林議員ケシカランという視点でものを見るのは抵抗勢力マスコミのやり方と同じなので角度を変えて見てみます。


妄想大量投入しておりますので興味がない方はスルーしてください。

まず小林議員の最初の事件です。

最初に出てきた話は公職選挙法違反容疑で、判決によると

『(選挙対策委員長代行だった)山本被告は昨年5~8月、運動員35人に電話で小林氏への投票を依頼する選挙運動をさせ、時給700~900円の報酬支払いを約束した。』

とのこと。

公示前にバイト雇ったら違法とされた(公職選挙法221条1項1号?)という話です。


しかし、弁護士側はこれが公示前であったことから

『後援会活動、政治活動の一環で、選挙運動に該当しない』

と反論しております。(現在控訴中)

2010/02/12 北海道新聞


第221条 次の各号に掲げる行為をした者は、3年以下の懲役若しくは禁錮又は50万円以下の罰金に処する。

1.当選を得若しくは得しめ又は得しめない目的をもつて選挙人又は選挙運動者に対し金銭、物品その他の財産上の利益若しくは公私の職務の供与、その供与の申込み若しくは約束をし又は供応接待、その申込み若しくは約束をしたとき。


公示前のバイトを選挙運動者と言ってよいのかが争点です。

判断が分かれそうな問題です。


興味深いのはここから先。

ここで山本被告の有罪が確定した場合連座制の適用により小林議員が失職する可能性があります。

その後再選挙が行われ、おそらく自民党は町村氏が立候補。

小選挙区で当選し、比例が1議席空くため故中川昭一氏が繰り上げ当選する予定でした。

中川昭一氏と言えば北海道11区、石川知裕氏の選挙区です。その石川議員はご存じの通り土地取引に関して政治資金収支報告書に虚偽記載をした容疑で起訴されております。


この件元々は資金管理団体による土地取引を違法ではないにもかかわらず問題視されたことから始まっておりますが、実はこの土地取引と全く同じことをを町村氏も行っていたということが1月27日の日刊ゲンダイに報じられました。

そして、町村氏土地取引疑惑を打ち消すように、ゲンダイの記事の前日東京新聞の夕刊に『水谷から小沢氏側へ 『紙袋手渡すの見た』』(2010/01/26 東京新聞 )との記事が報じられ、その後TBS等が後追いするも日付や紙袋の中身、取引相手などが全く特定できていない不確定情報だったことが、証言者本人に対する取材で明らかになり、TBSの報道ではこの部分が捏造されていたことから問題となったのは記憶に新しいところです。


いくら「小沢憎し」のマスコミであったとしてもこのような怪しげな情報に手放しで飛びつく程間抜けではないでしょう。

検察によるリークだったのではないかと疑ってしまいます。


この報道の衝撃が大きかった為なのか、小沢幹事長の時に、あれほど「資金管理団体が土地を所有するのはケシカラン」と息巻いていた大手メディアの中で私が知る限り、ゲンダイの後追い記事を出したところはありませんでした。

少なくとも「朝日・産経・日経・毎日・読売」には有りません。



そもそも陸山会を巡る事件の発端である西松建設事件は国策捜査と見る人も多く、漆間前官房副長官も首謀者の一人ではないかと見る向きもありました。

その漆間氏の裏金疑惑があった時、そのもみ消しをしたのが安藤現警察庁長官という話もあります。(参考神本みえ子参議院議員(民主党・新緑風会)HP


その安藤警察庁長官は、可視化に理解があったといわれる吉村博人氏に代わり通常より2カ月も早く長官に任命されたため、「これは民主党つぶしの選挙対策であり、民主党を狙い撃ちするものだ」ということを私自身が以前予言しております。(2009/07/15 臥志功のブログ 記事「ピーチク・パーチク」の*部分


そして予言通り、連座制を適用しようとしており小林議員がターゲットとなりました。

そしてそのことによりトクする人がいます。

そしてそのトクな人の悪い情報はもみ消されます。

ここ数カ月で起こったことが「繋がっている気持ち悪さ」を感じるのは私だけでしょうか?


言いたいことは色々ありますが、結局証拠を集めることができませんでした。

ギブアップです。


証拠がない以上、飽くまでこの話は私の妄想です。

こういう見方をする人間もいるということで…少なくとも小林議員ケシカランよりは面白いのではないかと。



注)一応自民党さんの名誉のために言っておきますが、自民党や自民党議員本人が画策したとは思っておりません。

注)北教祖の問題は情報不足のため考察に入れておりません。