タイトルの通りです。

読まれた方も多いと思いますが、その箇所抜粋させていただきます。


『旧知の編集委員とお茶を飲んでいて、その(リークの)話に及んだとき、(いつもは簡単にリークなどしてもらえないが)今回(陸山会の土地取引に関する一連の事件)は些か、いや大いに事情が違うと言うのだ。すぐに親しい司法記者に直に話を聞いてみると即座に反応した。

 「そうなんですよ、地検の誰々、最高検の誰々が完全に情報を操作していますよ」

 なぜそんなことが断定できるのかと問うと、「アイツ酷いんですよ。そこにも、あそこにも同じ話をしていて、書くように煽るんですよ」という。

 また新聞社の司法キャップは、あっさりこう話してくれた。

 「いままで記者に対応していなかった幹部が、『もっと書け』とけしかけるんですよ(笑い)。こりゃ相当焦っているなと思いました」

 我が耳を疑った。それだけ捜査が順調に行っていない証拠だと思った。そんなときほど、脆弱な部隊長は、進軍ラッパを吹き鳴らして気分だけでも高揚させたくなる。しかもマスメディアが飛びつきたくなるようなネタをぶら下げてくる。これは書かざるを得ない。という図式が定型化する。

 しかし東京地検特捜部である。最後の最後で「ワリシンお持ちですね」と、かつての金丸信捜査と同じ隠し球があると確信に近いものがあった。それがとうの昔になくなってしまった「特捜神話」であり「特捜部幻想」だった。こうした「幻想」を引きずりながら、「小沢批判キャンペーン」は、ドンドン過熱し、拡散していく。が、年が明けて、1月も後半になると、「どうもトーンが落ちてきたなと感じることが少なくなかったんです」(前出・司法記者)。』
insoseek 内憂外患 坂上遼氏の記事より


今回検察が情報をリークし世論操作を行っていたことは間違いないようで、メディアもロクに裏取りをせずガセ情報をたれ流していた疑いがこの一文からも読み取れます。


実はこの中にもう一点気になる箇所があります

『年が明けて、1月も後半になると、「どうもトーンが落ちてきたなと感じることが少なくなかったんです」』

この感覚は私もまったく同感で、1月後半に一度おそらくリーク量が極端に減り、その後リークの内容が変化した潮目のような日がありました。

その日に前後して検察のリーク内容が土地取引関連中心だったものから、水谷建設関連中心となり、いわゆる民主党七奉行が蜂起しております。


土地取引関係で小沢幹事長を責め立てると何か検察にとってまずいことでもあるのかな?…と。


(これ以上は自主規制。)