しばらく更新さぼっておりました。


まだ新しい政権は発足しておりませんが、民主党政権にかわることが確実になった途端に、国交省の高速道路無料化の試算結果(2009/09/06 asahi.com )が出てきたりして情報公開の方向へ一歩でも進んでいるのかな?と一瞬思ってしまうかもしれません。


本当に進むのかな?


無料化の試算結果などは出したからといって誰かの首が飛ぶような話でもありませんから、元々そういう資料なら出てきても不思議ではないのです。

では警察沙汰にもなりそうな場合の資料も表に出てくるのでしょうか?


10年以上前のことだったと思いますので時効ということでボカして書きます。

某都道府県で公共事業の入札に関して談合の疑いがあり、刑事事件になったことがありました。

当然役所にも捜査の手が入り資料が調べられ、一部押収もされました。

予定価格などを知り得る立場の役人の家も捜索を受けたと聞いております。

状況証拠だけなら真っ黒でありながら結局逮捕された役人はおりませんでした。

証拠となる資料が出てこなかったのです。


なぜ資料が出てこなかったのでしょうか?

処分した?

違います。


役人の奥さんの友人に証拠を預けていたそうです。

流石の警察も本人ならともかく奥さんの友人までは捜査範囲を広げられなかったということです。

結局談合にかかわった役人は一切お咎め無し、その後ちゃっかり定年まで勤め上げ、さらに天下って悠々自適の余生を送っていると風の便りに聞きました。


本当に大事な情報は出してこないのが公務員です。

公務員に限りませんね。