そもそも公明党のマニフェストなどマニフェストにもなっていないので全く相手にもしていないのですが、

「政治資金規正法の制裁強化 = 不正議員は公民権停止、政界退場」

などと言ってふんぞり返っているのは気分が悪いので一言だけ。


「ならば公明党太田代表のガソリン代不正請求は公民権停止が当然ですよね。」


リンクを貼ろうと新聞社の過去記事を検索したのですが、残念ながら既に削除されておりました。

代わりにこちらを貼っておきます。

http://www6.big.or.jp/~beyond/akutoku/news/2008/0113-2.html


どうせこのような事は与野党問わずあるだろうから、問題はガソリン代を税金から出すという制度であり、個人個人に責任追及をしても意味がないと私自身は考えておりますが、

「政治資金規正法の制裁強化 = 不正議員は公民権停止、政界退場」

などと偉そうに言われると、こっちも言いたくなります。


すでに返還したとはいえ不正請求で一旦はお金を得ておりますから、これは本来詐欺にあたる行為です。

返還という事実は、減刑の対象にはなるかも知れませんが罪がなかったことにはなりません。

また、法の不知(知らなかった)は認められません(刑法38条3項)。


政治資金規正法上の罰則は最高で5年以下の懲役、刑法の詐欺罪は10年以下の懲役。

従って、太田代表の行為が政治資金規正法の虚偽記載より軽いということはありえず、他人に対して政界退場を迫るなら、まず自ら退場すべきです。


しかし、この時期高々個人のブログを書くのに公職選挙法を気にしながら書くのは馬鹿げている。