情勢調査がどんな結果であっても、選挙結果というわけではないのですから安心はできません。

大勝予想がでた民主党は幹部が必死に引き締めを行っているとのことですが、本当に引き締めなければならないのは有権者の方ではないでしょうか。

情勢調査は情勢調査。

私たちは、侮らず、諦めず投票することによって意思表示をしましょう。


そうとはいうものの、情勢調査は見てしまうもので、私も昨日の日経読売、本日の毎日を比較しながら読んでおりました。

もちろん、日経読売と毎日では若干調査結果が異なりますが傾向は見てとれます。

二つのデータを見ていて気になったことが一点。


自公大敗ということになれば、これまで散々好き勝手やってきた自民党がどうなるのかという点も興味を引くところではありますが、連立相手の公明党の今後にも興味があります。


どういうことかと言いますと…。

東京12区太田昭宏、大阪16区北側一雄、兵庫8区冬柴鉄三の幹部三人が全員落選の可能性があるということです。

三人とも重複しておらず、小選挙区で落選すれば復活はありません。

二つの情勢調査を見ても、北側は既に民主党森山浩行にリードを許し、自身も減速傾向のため落選濃厚、太田も民主党青木愛に一瞬にして抜かれ、今後太田の方は票の上積みが期待できないことから、こちらも落選の可能性が高い。

唯一小選挙区で当選可能性があった冬柴はこの数日で完全に新党日本田中康夫に並ばれるところまで来ており、ひっくり返されるのも時間の問題でしょう。

公明党にしてみれば、投票率が上がれば幹部全滅の可能性があるわけです。


少数政党ならともかく、第3党の代表に幹事長まで落選となれば、有権者から党に対する退場勧告ということでしょう。

選挙後どうなるんでしょうね?