本題ではないのですが、どうにも鳩山代表献金問題と管直人当時代表の年金未納問題がダブって見えるのは私だけでしょうか?

管氏の場合は表向き社保庁職員の間違いという結論になっておりますが、実際は政権交代を嫌がった勢力による完全なねつ造リーク事件。

今回の場合は、政治資金の虚偽記載は事実のようですが、それから派生した話はどこぞ方々のの悪意を含んだリークのような気がするのですが皆さんはどのように見ておりますか?


本題です。

メディアは地方分権一色で大変不愉快です。

このばか騒ぎの間は更新やめようかと思っておりましたが、大阪の橋下知事と民主党の原口ネクスト総務大臣が会い、その後のぶら下がりでお互いに歯の浮くような世辞を言いあった件。


地方分権に関して知事からご意見をいただくのは大いに結構ですが、総選挙に有利になるようにと媚びを売るような真似だけはやめるべきです。

民主党の軸は

「国民の生活が第一」

であるはずで、知事に気に入られることが第一ではないはずです。


まず、「国民の生活が第一」を軸とする国家像を描きその上で地方分権が必要なら分権し、さらにその分権の手法や最終形が知事会と近ければそれでよし、異なれば支持不要という気持ちで行っていただきたいと思います。

もちろん良いものがあれば取り入れるのは当然ですが、無理してまで合わせる必要はないと考えます。


そもそも東国原知事にしても橋下知事にしても国家の形から分権のプロセスまで考えているという話は聞こえてきません。

要するに「財布よこせ」の議論でしかないわけですから、民主党はそのような細かい議論に終始せず大局的見地に立った議論すべきです。


人気などというものは儚いものです。

「軸のない地方分権案など作って一時の知事人気に頼るより、一本筋の通った政策を」

と考えているのは私だけでしょうね…やっぱり。