韓国中央日報によるとICBMを金正日が視察する可能性があるそうです。

非常に注目しております。

今回の軍事行動はどうにも理解しがたい点が多く、行動が稚拙に見えてしょうがないのです。


国内情勢が極めて悪く、もしかすると食糧難といった問題も起こっているのかもしれません。

その場合は、北の焦りもわからない話ではありませんが、やはり違和感はぬぐえません。


多くのメディアでアメリカと交渉したくて核実験を行ったと言われておりますが、本当でしょうか?

現在北朝鮮には「カレントテレビ」という米ケーブルテレビに所属するユナ・リーとローラ・リンという2人の記者が拘束されており(5月半ばまでは情報があり最近はフォーローしきれておりませんが、おそらく状況は変わっていないと思います)6月4日に裁判が行われると公表されております。


裁判=米による反証を認めている。

と見られており、この情報が流れた5月中旬当時歓迎されていたようです。


これにより米ゴア元副大統領の訪朝を求める声が高まっており、ゴア氏もCNNに出演した折訪朝を否定しなかったという報道がされておりました。


地下核実験が行われたのはこういう状況の時だったわけです。


この結果、比較的親北の韓国国民の一部からも非難され、中露もやや距離を取り始めました。

(中国に関しては、日本人の立場から見れば生ぬるいと見えるかもしれませんが、生殺与奪を握る中国の発言は北にとっては厳しいものであったと見ています。)


裁判をうまく利用すれば、アメリカを交渉の場に引きずりだせるかもしれないのにわざわざ核実験を行って今のところ得しそうなことはない。


つまり、国内の状況ばかりに目が行ってて、海外の反応などが予見できていない。

金正日がこんなアホなことやるのかな?

というのが、私の疑問です。


ICBM視察に興味を持っているというのは、金正日がアホ行動の首謀者かどうかの確認のためです。


それともう一点。

後継問題ですが、色々言われておりますが、私も三男正雲説をとっております。