松本復興対策大臣の辞任について
松本復興対策大臣が辞任しました。
また失言による辞任です。
前のエントリーでも書きましたが、私は失言で辞任すべきではない、と基本的には思っています。
http://ameblo.jp/logic--star/entry-10727132107.html
柳沢厚生労働大臣が「産む機械」発言で辞任してから、、政敵も、マスコミも、失言を狙い、失言をとりあげることに注力するようになり、本来行われるべき政策についての議論や報道がなされなくなり、他方で、失言辞任が相次ぐことにより、政治や行政が停滞してしまっています。
ただ、松本復興大臣の発言は、柳沢厚生労働大臣や、柳田法務大臣とは違います。
柳沢厚生労働大臣や、柳田法務大臣は、国会や省庁の外での、職務外での発言でした。
松本復興大臣の、被災地の地元知事らに「知恵を出さないやつは助けない」などと発言したとされ、まさしく、職務としての発言です。
そういう意味では、「罪が重い」と言え、職務上の責任を追及されうると思います。
しかし、それでも、閣僚の評価は、なによりも、どのような仕事をしたのか、あるいは、しなかったのか、ということで評価をされるべきだと思いますので、就任したばかりの閣僚が、発言だけで辞めるべきではない、と思うのです。