一度だけ見た映画を、今更ながらネタバレで感想書こうと思いました。


映画は夜逃げをする家族をたまたま見掛けた朝野屋さん…、麻…、朝…、のシーンから始まります。

菅原屋さん御夫婦が吉岡宿に帰郷、ちょっぴり話を盛って聞かせてる菅原屋さんたちのところに、ものすごい血相で走ってくる肝煎と他。
単に、夜逃げをした者がいて馬が足りなかったから馬をさらいに来ただけ(笑)

そして穀田屋さんが登場して、年貢を運ぶ費用を吉岡宿の町が支払わなければいけないということで、廃れていく吉岡宿。

そして何とかならないかと悩んでいる穀田屋さんが菅原屋さんの提案した…お上に千両を貸して利息で町の財政難を救おうと奮闘する感動の話。

少しずつ賛同するものが加わり、家財を売ったり、宝物を売ったりして銭を作る面々。

肝煎や大肝煎まで賛同してくれ、粛々と進んでいく。

その間、この事は公言しないことと決めたはずの話が、まさかの女将さんがベラベラ喋り倒すという(笑)
そうして広まっていくわけで…。

質屋で造り酒屋のケチんぼの朝野屋さんは、穀田屋十三郎の弟。賛同するわけがないと思っていたら、まさかの賛同。

この辺りの感動話は、映画でどうぞ。

とっても感動する、いい話なんですよ。

でも映画見始めて最初のほうで私は気付いた。

殿って…、馬鹿殿…。

己の地位というか、見栄の為にお金が必要なわけで、庶民の事など気付きもしない。

凄い俳優人が出演しているこの映画、そりゃあもう~演技力はハンパなく。完全にハマっている中、ようやく最後のほうに出てきた…

殿様!重村様♪

おまけのような感覚でしたね。俳優さんたちに比べたら全然でしたけど、初めてにしては、とてもお上手でした♪

また観たいなぁ。