コベルコ ユンボ紛失鍵作製
KOBELCO（コベルコ）の建設機械 紛失鍵作製に行ってきました。
工事現場の監督さんから お電話いただきまして、作業現場でユンボのカギが無くなり
工事が進まない
とのこと。
おまかせ下さい！なんとかします。
コマツ、ヤンマー、ミツビシ等 ほとんどのメーカーの建設機械は当たったことがありますが、
コベルコは初です。初めての仕事は楽しいのでウキウキしながら現場に向かいます
今日のお相手は この子
現場のお兄さん「鍵屋さん カギが全部無いのに出来るの？」
私 「私ほどの男がやれば30分くらいで出来ます。」
現場のお兄さん「へぇー すごいねー。腕のいい鍵屋さんなんだぁ」
私 「はい、10年に１人の天才と言われそうな勢いです。」
現場のお兄さん「あはは じゃあ よろしくね」
それでは作業開始！ 後ろのハッチのカギ穴がやりやすそうなので、ここから作ろうと思います。
鍵穴を外してみたら、4ピンのシリンダーで2ピン抜いてあります。
2ピン分の刻みを鍵に彫って ハッチのカギ完成
続いて 給油口を攻めます。 秒殺！
こんなのでお金もらっていいんだろうか？
最後にイグニッションの追加ピンを彫ります。あと１ピンのはず
ヤスリで鍵を削っていきますが何かおかしい
スコープで覗いてみます。 いち にい さん よん・・・ ５ ６ ７
７ピンじゃん
予定の３０分をオーバーしています。 あぁ お客さんが疑いの眼で僕を見ています。
私 「お客さん ここが４ピンでこっちが３ピンでイグニッションが７ピンなんですよー」
現場のお兄さん「よく分からないけど ちゃんと出来るの？」
ここまで来ると 何を言っても言い訳にしか聞こえないことを私は知っています。
本気を出しましょう！ ←最初から出せって
ブランクを選び直して覗きとインプレを駆使し、１５分くらいで完成。
次は１０分くらいで出来そうです。 時間の約束はしませんけど
お客さんに「さすが、鍵屋さん！ありがとねー」と言ってもらい 何とか面目躍如。
小型の機械は大丈夫ですが、最近の大きめのユンボにはイモビがついています。
同業者の方は安請け合いしないようにお互い気をつけましょう。
鍵のことならお任せください。
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