1月28日。
妻と大学病院へ。
この時はまだ病名も分かっていませんでした。
ただ悪性という事だけ…
診察室に通され、主治医の先生の説明。
「疑いがあった悪性リンパ腫ではありませんでした」
「えっ⁉️⁉️悪性ではない⁉️⁉️⁉️」
ほんとに一瞬どん底から救われた気持ちになったのを覚えています。
それもほんの一瞬…
「奥様の病気は…」
初めて聞いた病名でした。
横紋筋肉腫。
そこから色々説明を受けたんですが、断片的にしか覚えていません。
希少がんと言われる非常に症例の少ない病気である事。
小児がんといって殆どの症例が未成年である事。
大学病院でも症例が少ないので、色んな課の先生達でチームを組んで治療にあたってくれる事。
それから治療方針の説明を受け、入院の段取りまで決めたと思います。
診察室を出て、広い待ち合いで僕達は泣きました。
人目も憚らずに泣きました。
看護師さんが何か声をかけててくれたんですが、この時は全く耳に届きませんでした。
少し時間が経って気持ちが落ち着いた時に思いました。
「妻はあとどれ位生きれるのだろう」
横紋筋肉腫。
この聞いた事のない病気を調べれば調べる程、気持ちが落ちていきました。