だいぶ前、まだ日本に住んでいた頃。
とある夏の日に波乗りに行きました。
うちから車で南下して、最南端へ。
その日は南西風が強かったものの、そのおかげでそこそこサイズのある波でした。
とても暑いし、ポロリの心配もなさそうだったので、ビキニで海に入ることにしました。
思ったよりガンガン乗れて、相当調子良い日でした。
2時間ほど経った頃でしょうか、ちょっとサイズの大きい波が来ましたが形が悪かったので見送ることにして、板の上に座ったまま波をやり過ごそうとしました。
がっ、その時!!!
お腹と右腕全域にビリビリとした激痛がっ!!!
あっ、アイツだっ!!!
そうです。アイツです。カツオノエボシ。
ちぎれた足?がまだ生きていて、浮遊しながら波に乗って私のお腹を攻撃し、右腕に絡みついたのです!
ぎゃあああああああ~!
私は絶叫してしまいました。
そして、右腕に絡まった足を剥がそうとし、左手でヤツの足を掴みました。
ぎゃあああああああ~!
何と、左手もやられてしまいました。
その後、あちこち攻撃されてしまい。
しばらく経ってようやく攻撃がなくなりました。
ああ、これでやっと波乗りに専念できる。
そう思った私が甘かった。
何と、動悸が激しくなり、息苦しくなってきました。そして、体のあちこちがどんどん痛くなってきました。
まるでハリセンボンが私の体をゴロゴロ転がっているかのよう。
観念して次の波に乗って岸まで辿り着き、急いで着替えて取り急ぎ近くの馴染みのサーフショップへ。
わあ、じゅりさん、ハデにやられたねえ。
はい、助けてください~!
これだけ刺されたら、病院に行った方がいいよ。
ちょっと電話したげる。
元プロのスタッフが親切に対応してくれました。
・・・救急扱いで2時間待ちだって。
あ?救急でなんでそんなに待つの??
それなら、家の近くの病院に行った方が早く診てもらえるじゃん。
家のほうに帰ることにしました。
元プロのスタッフが冷えピタを身体中に貼ってくれました。
道中、右腕に力が入らず、左腕だけでハンドルを握りました。飛ばさずに慎重に運転しようやく地元の病院に辿り着きました。
受付を済ませたら、5分もしないうちに診察室に呼ばれました。
診察室に入ると男の先生が背を向けていました。
お願いします、と声をかけたらこちらを振り向きました。
おお、イケメンドクターだあ。
と思った瞬間!
うわっ!顔黒っ!
腕も黒っ!足も黒っ!
白いの歯だけじゃん!
・・・指をさされて叫ばれてしまいました・・・。
確かに私は一年中日焼けしていますが、指をさされて、しかも病院の先生にそんなこと言われたの初めてでした^^;
ってか、今はそれどころじゃない!
やられたんですよ、海のアイツに。
この痛いのなんとかしてください!
わかった、じゃそこ座って。軟膏を塗るしかないけど。
で、その先生に軟膏を塗ってもらいました。
その間じゅう、ずっと私の日焼けネタ。
何をするとそんなに黒くなるの?とか
サーファーだけあって右足首は白いね、
とか
この黒さ、ある意味美しいよね。とか。
でも私は痛くて痛くてそれどころではありませんでした^^;
心配して病院に来てくれた母は、治療が終わってから私のなりを見て一言。
ハラ出して波乗りするからそういうことになっちゃうのよ!自業自得!
だって。
しばらくして痛みは引いて行きましたが
あの時の激痛とイケメンドクターの暴言はなかなか忘れることができません・・・。
これは、お腹を刺された部分のアップです。
見る覚悟のある方だけどうぞ(-_-)
