ちょっとボケボケ写真ですが・・・。
とある年に、サーフトリップでハワイ・オアフ島に行った時のこと。
冬の時期だったから、ノースショアは連日のビッグウェーブ。
この日はとりわけ大きかった。
寄せては来る大きな波をずっと眺めながら立ちつくしてしまった。
自然の力って、神秘的で、あるときには人間をやさしく包み、あるときには人間に牙をむく。
人間は自然をコントロールすべきじゃない、そもそもできない。
この自然の雄大さに比べたら、私はなんてちっぽけな存在なのだろう。
この頃、仕事のことや人間関係でいろいろと思い悩んでいたけれど、この波を見た瞬間に
その悩みがすぅっと消えていった。
変に力むことないじゃん。肩ひじ張らなくていいじゃん。
自分らしく、自然体で、あるがままでいいじゃない。
何かが自分の中で吹っ切れて、大げさだけど人生の再スタートを切れたような気がした。
私にとって、海・波はやはり特別な存在みたい。