前回の続き。

初めて実際に直接のやり取りが発生したのは、配信仲間の方が「デッドバイデイライト(以下、DBD)」の配信をするから、コラボでしないかと誘ってきてくれた時です。

ほとんどDBDをやったことのない私でしたが、その方が割とそのゲームをプレイしている方だったので、教えていただきながら遊ぼう、というコンセプトでした。

4人で遊ぶモード、5人で遊ぶモードとがあり、4人で遊ぶモードにして、私と配信者仲間の方、残り2人は視聴者さんから参加していただく、という形式だったのですが、その時たまたまいた、今の彼が参加することになりました。

VC(ボイスチャット)を繋げてお話をしながらゲームしたのですが、配信者同士とは言え、当時私は単なる彼のファンだったので(笑)、すごくドキドキしてほとんど喋れていなかった気がします。

そして楽しく配信した後、DBD上手くなりたいなら教えてあげるよ、と彼から言われ、2人での直接のやり取りが始まりました。

まだ精神的に落ち込んだり昂ったりが頻繁だった私に、夜遅く、もしくは朝まで付き合って話を聞いてくれたり、下手くそな私に合わせて根気強く教えてくれたり、、、

彼が6歳上ということや彼が元鬱と診断されたことがあるということも知っていたので、とても頼りになると思いながらやり取りをしていました。

何より、彼は嘘をつかない人でした。

そのうち、だんだんと惹かれて行ったんだと思います。
気がつくと、ゲーム以外の時間でのやり取りもかなり増え、プライベートな話もかなりするようになっていました。

お恥ずかしいことに、私は双極性障害の躁状態の時にお金を使ってしまうことが多く、東京で殆どの貯金を使い果たし、なんなら70万程の借金を抱えてしまっていました。

彼は彼で、職場をいくつか転々としており、体を壊すまで働かされたり、上司にお金関係で騙されてしまったり、体も心もボロボロになり、私以上の借金がある。

そんな、人には言いづらいことも、彼とは打ち明けあって励ましあっていました。

つづく。