時事通信 2月27日(月)20時38分配信
兵庫県教育委員会は27日、県立須磨東高（神戸市須磨区）の調理実習で、教諭・生徒らの集団食中毒が起き、うち生徒1人が入院したと発表した。
高校教育課によると、今月16～20日、1年生の4クラスが家庭科の調理実習で作った「棒棒鶏」などを食べた後、教諭1人を含む計52人が下痢や腹痛などの症状を訴えた。うち男子生徒1人が22日に入院したが、24日に退院。他の患者も快方に向かっているという。
13人の便から食中毒の原因菌カンピロバクターが検出され、市保健所は調理実習の食事が原因と断定した。4クラスの実習の担当教諭は同じで、同課は「十分な加熱など、生徒への指導が不十分だった。衛生指導を徹底したい」としている。
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