昨日は先日台紙をもらったJRさんのスタンプラリーをしてました。
朝、渋谷駅で都区内パス(760円)を買って。
昨日だけでも電車を25回くらい乗り降りしてるので、初乗り運賃で考えただけでもめちゃくちゃお得です。
逆に言うとこういう電車系のスタンプラリーを普通にやってたら、破産します。(笑)
スタンプラリーって一般的にはマイナーかもしれないけど、好きな人は結構いるもんです。
例えば上野駅のスタンプ台。
もはや渋滞です、大人気です💦
意外といったらアレだけど、女性で一人で回ってる人も結構います。
電車は1-2駅で乗り降りを繰り返すのだけど、短いなりにも待ち時間、乗車時間があるので本を2冊持っていってました。
最初に読んだ『コンビニ人間』、久しぶりに喰らいました。
ちょうど160ページなんで1-2時間くらいですぐに読める作品だけど、めちゃくちゃ面白かった、そして心が苦しくなった。
もっと長く書こうと思ったら書けたんだろうけど、僕はあの長さで良かったと思います。
読んでる途中から、僕は主人公は〇〇を殺しちゃうと心配しながら読んでて、そして多分もっと長く書いてたら実際殺しちゃってたと思うから、あの短さでブツっと終わってホント良かった。
過度な心理描写、情景描写とかなく、難しい漢字が使われてるでもなく、切り口一本勝負なストレートな作品なので小学校高学年くらいから楽しめる作品じゃなかろうか?
村田沙耶香さんの他の作品もぜひ読んでみようと思います。
↑ここで書くの辞めようと思ったけど、もうちょっと書こう(笑)
いやね、この作品、だいぶ深いと思うんだよね。
読み手の社会的地位とか年収とかによって、この作品とどの視点から接するかで印象ってだいぶ違うと思うな。
打ち上げ花火を下からみるか、横から見るかじゃないけどさ、僕は 主人公と同じ独身だからさ、その点でいうと横からの同じ目線ですよ。
読み進めてて苦しかった・・・心苦しかったね。
読んでてもう先を知りたくて知りたくてどうしようもなくなり、途中上野でカフェに入って集中して最後まで一気読みするくらい、個人的にはめちゃくちゃ良い作品でした。
この作品で一番印象深かったパンチセンテンス。
『テーブルの上の、ケーキを半分にする時に使った小さなナイフを見ながら、静かにさせるだけでいいならとても簡単なのに、大変だなぁと思った。』
主人公が妹と会ったときに姪っ子である赤ちゃんが泣きだして、それを母である妹があやそうとします。
その時に主人公が思ったことが↑。
この一文が頭にこびりついてこびりついて、その後は気が気でなかった。