今日はマンガ喫茶で風の谷のナウシカの漫画版を読んだってのはさっきのブログで書いて、『(僕は)漫画を読むのがめちゃ遅いっぽい』みたいに書いたけど、3時間で最後の7巻まで読み切れなかったのは結構ショックでした。

 

小説を読むのと漫画を読む速さが比例するのかどうか分からないけど、漫画版ナウシカを読んだことある人なら分かると思うけど、めちゃ薄いんです。

 

大きさは普通のいわゆる単行本っていうの?あのサイズより大きくて写真集みたいな大きさがあるんだけどさ、それでも普通の単行本に比べたら全然薄いからさ。

 

普段から漫画を読んでたら比較できるけど、基本的に一切読まないんで比較対照することもできず、ただただシンプルに、なんでこんな読むのに時間がかかるんだろう?って帰宅してからも不思議で。

 

で、同じようなこと思ってる人がいないかなぁ?ってネットで調べたら、いるいる!

 

なんなら、『読むのが疲れる!』って人や『読みにくい!』って人もいて、分かるわ~って無性に共感したりして。

 

いろいろ調べて、かなり腑に落ちましたよ。

 

風の谷のナウシカって、映画化するためにその原作としてまずは作られているのは皆さんご存知の通り。

 

でさ、スタジオ・ジブリは『風の谷のナウシカ』を製作する為に作られた会社であり、スタジオなんだけど、宮崎駿さんはじめ基本的には皆さん『漫画家』ではなく『アニメーター』じゃないですか。

 

なので顕著なのは特に一巻らしいんだけど、全てのコマの背景などなどの描写がめちゃくちゃ凝ってる。

 

漫画家さんだったらキャラの背景の描写は場合によっては空白にしてキャラや台詞を際立たせて・・・ってところが、この漫画版ナウシカは全てのコマが全力投球で背景などが描かれてるんです。

 

その背景に引き込まれてすべてのコマの詳細をちゃんと目で追ってたら、そりゃ疲れるのも不思議じゃない。

 

ただし、巻を追うごとに天才・宮崎駿はマンガを描くコツをつかんでいくらしく、アニメーター・宮崎駿から漫画家・宮崎駿になっていくらしいので、あと読んでないのが5-7巻、読むのが楽しみだ!

 

あとはそもそものコマ割りが通常の漫画より小さくて1ページにおけるコマ数がめちゃくちゃ多い。

 

ただでさえコマ数が多いのに、それぞれのコマが凝ってる。

 

そりゃ、読むのに時間かかるってわけだ。

 

いやぁ、スッキリした。

 

 

 

あとさ、読んでるときにフと裏表紙をみたら、値段が390円だったんです。

 

第一巻の発売が1983年って今から38年前なんで、そのころの漫画ってこんな安かったのかもしれないけどさ、この充実度・内容でこの値段って安くない?

 

子供の頃に『ドラゴンボール』の単行本を買ったことはあるけど、それ以外って漫画の単行本を一度も買ったことがないんで普通の値段がどんなものなのか分からないけど。

 

それでアマゾンで調べてみたらですよ、1巻~7巻の全巻セットが専用のボックス付きで3,443円で売ってるのよ。

 

 

今日が3時間パックで料金が1,000円。

 

で、次に行くときも多分3時間くらいはかかるだろうから1,000円だとして・・・

 

それだったらあと1,300円だして、買った方がいいんじゃないか?って流石に思ったよね。

 

 

 

そして、このブログを書きながら、今まさに気付いたことがあって・・・

 

そうです。

 

これ、図書館で借りれば良かったんじゃないか説。