ニュースサイトを見てると目につきますね。

 

ちょっとね、僕は未婚者なので何かいうと『おまえは黙ってろ!』と言われそうなんでね、夫婦別姓に対して賛成か反対かってことには耳と目を閉じ、口をつぐんで孤独にしておこうと思います。

 

今回のポイントは、最高裁が夫婦が同性であるという規定は民放と戸籍法に照らし合わせて合憲、即ち違憲ではない。ってことだけど、もはやこの『合憲』に尽きると思います。

 

これ、なんか昔も同じようなこと書いたよなぁ・・・と思って調べたら、2年前に夫婦別姓に関してサイボウズの社長さんが訴えたときにも、同じようなことを書いてた。💦

 

この夫婦別姓の是非に関して、家族や周りの友人、会社の同僚に『賛成か反対』か、もしくは『どうあるべきか?』を聞いたら、人によっては考えを言ってくれると思うんだけど、今回の原告が聞いてる先は『裁判所』だからね。

 

裁判所はさ、周りの友人と違って憲法(法律)に沿っているか(合憲)、それとも沿っていないか(違憲)を判断するところであって、正しいか正しくないかを判断する場所でないんでね・・・

 

なんで、もしかしたら今回合憲と判断した裁判官さんの中でも『個人的には夫婦別姓でもいいとも思うんだけど、今の法律だと・・・ねぇ。』って人もいるかもしれないですよ。

 

判決後の記者会見で原告の一人の方が夫婦別姓が合憲判決が出来たときの為に夫婦別姓での婚姻届けを準備していたのに・・・って婚姻届けを見せてらっしゃったけど、なんかね、個人的には『あぁ・・・』と思っちゃったな。

 

どうしてもそういうのを見てしまうと、(やっぱ)アピールかぁ・・・・って思っちゃうんで、婚姻届けは出さなくて良かったんじゃないかなとは思ったかな。

 

こうやって判例が積み重なっていくんで、今後何回同じ問題で裁判所に訴えても、法律が変わらない限り基本的には『違憲判決』はでないでしょう。

 

本筋としては、法律を変えるしかないと思います。

 

で、日本で立法ができるのは?ってなると、政治家(議員)しかいないんだよね。

 

なので個人的には原告団も違憲判決が出ると思って、この問題を最高裁まで持ち上げているとは思わないですね。

 

ただ、こうやって最高裁まで持ち込むことによって、ニュースなどで取り上げてもらって、人々に関心を持ってもらい、『夫婦別姓でもいいんじゃない?』っていう世論というか気運を形成してそれを背後に政治家に訴えかけていきたいんだろうな、とは思ってます。

 

 

 

今回の問題を無理やり僕ら社会人の教訓にするとしたらですね、働いている会社で変なルールや決まりなんて山ほどあると思うんです。

 

もしそういう社則などを『おかしい!時代に合ってない!』と思って本気で変えたい、変えるべきだと思ったときには、誰に、どういう道筋を辿って、どういう風に働き掛けないといけないか?ってのを、まずは考えないといけないな・・・と思ったけど、会社員じゃないから訴えかける相手がいないんです。