昨日の谷根千散歩での一番面白かったのは、ここ。
亀の子たわしの直営店。
そう、たわしと言えばの、あの亀の子たわし。
めちゃくちゃオシャレな店構え!
店内にはたわしはもちろん、スポンジや洗剤、なんならアパレルのラインアップまで💦
そんな中でも一番興味を惹いたのは体を洗う用のボディたわし。
4種類あって、左からそれぞれ名前が
サトオさん→タムラさん→ナリタくん→ニシオくん
という謎の商品名がつけられていました。(笑)
違いはそれぞれの素材と固さで左から
とてもやわらかい→やわらかい→ややかたい→かたい
子供の頃、家の風呂で身体を洗うときにはへちまを使っていたのが思い出されて、めちゃくちゃ懐かしかった!
これは是非買ってみよう!とお店のスタッフさんに聞いたら、スタッフの方で使ってるのが多いのは『ナリタくん』らしいけど、最初はサトオさんかタムラさんから始めるのがいいんだって。
店内にはキッチンのような場所が用意されていて、そこで実際水につけてたわしで腕を擦ったりできました。
それぞれのたわしに
・ひもなし(手にもって洗うタイプ)
・ひも付き(長い紐がついてて背中を洗うのに便利)
・棒状のたわし(恐らくこれも背中を洗う用)
の3種類が用意されていたけど、今回僕はタムラさん(やわらかい)のひもなしタイプを買ってみました。
早速、昨晩使ってみたら、ビビるくらい痛い・・・(笑)
『やわらかい』っても、しょせんたわしだからね💦
ただ、慣れてきたらイタ気持ちいい!
足の裏やかかとの角質もこれでゴシゴシ。
頭の頭皮をゴシゴシやったら、これまでに感じたことのない快感!
泡が立ちづらいので最初にたわしにボディソープをのせてから泡立たせるのがいいね。
あとはアマゾンの口コミで見てて、湯舟の中でたわしで擦るのがいい!ってコメントを見たので、今朝試してみたら確かにイタさがマイルドになって、これはこれでいいね、ボディソープもいらないし!
ただこれは、僕みたいな独身の人にはいいけど、家族がいる人には『湯船でたわしで身体洗いたかったら、お風呂に入るの一番最後にして!』とリクエストがくるかもしれません。
洗ってるときにさ、子供の頃、幼稚園や学校でやってた謎の民間健康法『乾布摩擦』を思い出しました。(笑)
平成生まれの人は分からないけど、昭和生まれの人は確実に子供の頃やったでしょ、『乾布摩擦』。
子供心にあの行為は体を鍛えるというより、戦時中から続く日本独自の精神を鍛える鍛錬だと思っていたんだけど(笑)、さっき調べたらちゃんと医学的に意味はあるんだね💦
お店でもらった紙にもたわしで体を洗う効能がいろいろ書いてあった。
因みに恥ずかしながら今日の今日まで漢字は『寒風摩擦』だと思ってたけど、正しくは『乾布摩擦』でした(笑)
まだ3回しか使ってないけど、もうだいぶイタさは慣れて気持ちいフェーズに入りました。
風呂からあがって体をタオルで拭いたあとの、肌の『キレ』が目に見えてよくなった。
口コミを見てると『スベスベ』って人が多いけど、個人的には『キレ』だな。
あと、使ったあとはちゃんと水切りしないとカビちゃうらしいんで注意だね。
興味あるけど肌、そんなに強くないから不安だ・・・って人はまずは一番柔らかい『サトオ』さんからがオススメです。
慣れてきたらタムラさん→ナリタさんってアップ・グレードしていけばいいと思う。
真面目にこのお店は、だいぶ勉強になりました。
『たわし』って正直、若干ビハインドなアイテムじゃないですか。
ぶっちゃけホームセンターとかスーパーの棚に並んでても、絶対手に取らないアイテムですよ。
そんなアイテムだけど、こういうオシャレな店舗でちゃんと接客・商品説明ができたら、買ってみようかな?って素直に思えるんだからさ。
こういうのが『ブランディング』なんだろうなぁ。
HPもすごく見やすくて、分かりやすくて、そして買いやすい。
素晴らしいね。
亀の子束子