New Eraにお邪魔した後は、このタイミングで行こうと思っていたSupernovaさんへ。
僕が池尻に住んでた頃、ロードバイクのメンテナンスを完全にお任せてしていて、2台目のFCRを買ったのもこの自転車屋さん。
ずっと池尻と中目の間、東山で営業されていて東山のお店がなくなっていたのは知っていたけど、淡島通りに移転されていました。
香港に行く前に東山でお会いしたのが最後だったので、7年ぶりくらいかな。
当時も今も変わらず一人でやってらっしゃっる鶴田さんの自転車における腕は、本気でピカイチです。
今から10年くらい前、マウンテンバイク界では普通だったチューブレスタイヤがロードバイク界でも出始めたのだけど、その扱いの煩雑さから全然広まっていませんでした。
そんな中、SupernovaさんではMTBも扱われていたのもあって当時珍しくチューブレスタイヤを履いていたんだけど、先日久しぶりに今のロードバイクの情報を漁ってたら、今ではチューブレスタイヤが普通に一般化しているみたいでビックリだ。
自転車に乗ってたら珍しくないパンクだけど、僕はロードバイクに乗り出して早い時期からチューブレスにしたので、正直、パンクってのを経験したことがないんです💦
一般的なママチャリに使われてるクリンチャータイヤやロードバイクに多いチューブラータイヤと違って、チューブレスタイヤだと出先でパンクしたらTHE END、その場でパンク修理が出来ないっていう潔さも気に入ってました。(笑)
一回もパンクしたことないんで、その点は杞憂だったけど。
あと、この1-2年で各メーカーが新車を出すときにディスクブレーキが標準化されつつあるみたいで、ほんと時代の流れを感じます。
そう考えると、チューブレスタイヤやディスクブレーキシステムが20年近く前から一般だったマウンテンバイクの技術が、どんどんロードバイクにも取り入れられだしてるんだねぇ。
今日は久しぶりにご挨拶だけのつもりだったけど自然と自転車を見てくださって、リアディレイラーのワイヤーを調整してもらったら・・・
もうね、ギヤの変則がスコスコのバッコシ一撃で入る様は、まるで違う自転車に乗ってるみたいです。
流石としか言いようがない。
もともと東山のお店を閉める際に引退しようと思ってらっしゃったらしいけど、あまりに多くのお客さんに『続けてくれ!』って頼まれたらしく、今は淡島通りの小さい店舗で営業されてます。
確かに店内には販売用の自転車はほとんどないので『今は修理が中心ですか?』と聞くと、「メンテナンスだね」って返答がこのSupernovaさんの真髄のような気がしました。
このお店にお願いしてるお客さん、特にロードバイクに本気で乗ってる人は、完全に鶴田さんの腕を信頼して自転車のコンディション維持をお任せしてるんだと思います。
一般的には自転車が『故障』したから『修理』を依頼する。ってのが普通だけど、このお店の顧客さんは普段、特に故障してないにしても例えば今日僕がリアディレイラーを調整してもらったように『メンテナンス』をお願いしてるんだよね。
渋谷・池尻・下北くらいの界隈で、自転車にはよく乗るけど修理やメンテナンスをお願いする特定の自転車屋さんがないって人には、ぜひオススメしたい自転車屋さんです。
一点アレなのは、グーグルマップでこのSupernovaさんの口コミを見てもらうのが一番わかりやすいんだけど、もしかしたら合う・合わないがあるかもしれません。
人によっては『ちょっと不愛想じゃない?』って思う人が、もしかしたらいるかもしれない。
でも、技術があって信頼できるお店です。
今日も乗ってるFCRのタイヤをチューブレスに、なんならホイールから変えようかと思ってると相談したら
「(この自転車で)またトライアスロンやるの?レースにでない街乗りだけだったら、チューブレスにする必要ないよ。」
って。
自分、ちょっと出しゃばりました、押忍。
普通だったらホイールとタイヤを変えるったら自転車屋さんからしたら『あざまーす!』なのに、ちゃんとこうやって言ってくださるお店です。