駒沢から自由通りをまっすぐ南下すると自由が丘です。

 

今思ったけど、南に行くことは南下、北に行くことは北上、地図を見るときにどっちが北でどっちが南か分からない人は少ないとは思うけど、北上、南下で覚えるといいかもね。

 

そんな自由が丘の大井町線で一つとなりの九品仏に、お昼時に突撃してきました。

 

もちろん自転車でね。

 

自転車があると一気に行動範囲が広がるわ。

 

 

 

九品仏、何気に初めてです。

 

道路わきには『禁銃猟 警視庁』の石碑が。




 

写真の奥に見えてるけど路上喫煙でさえ禁止されてるこのご時世、猟銃を街中でぶっ放すようなサイコパスの人はいないだろ?・・・とも言いきれない物騒な世の中です。

 

九品仏のすぐ近くには都内唯一の渓谷・轟渓谷があったり、九品仏とか駒沢の南部は地名が深沢、奥沢っていうくらいだから、むかしむかし、ここら辺は湿原地帯で動物とか鳥が多くて猟をする人がいたんだろうね、メイビー。

 

この石碑のところから横道に入って進むと、九品仏の由来にもなっている九品仏浄真寺。




 

うーん、初めて来ました。

 

めちゃ立派だね。

 

門をくぐるとすぐ左手に閻魔堂。




 

もちろん三途の川を渡ります。




 

泳げない人用にちゃんと橋がかかってました。

 

お賽銭を入れると閻魔様がなんか話し出すんだけど、たいした話じゃなかったです。

 

重要さでいうと『寝る前に歯を磨けよ』くらいの話。




 

このお寺、来るときに自転車で正門まで壁をぐるーっと回ってきたんだけど、もしかして・・・と思ってたら、やっぱりでした。

 

もともと奥沢城っていうお城だったんだって。

 

普通のお寺にしたら、ほんとバカ広いんです、浄真寺。

 

山門も立派だし、




 

脇にあった鐘楼もめちゃくちゃいいね、一目でダンチだと分かる。




 

都内でも有数だと思いますよ、流石にこの鐘は。

 

それにしても境内が緑に包まれていて綺麗だ。




 

ちょっとした観光地じゃないけど、地元の人たちなのか参拝者も結構多くて意外でした、平日の昼だからね。

 

本堂もすごく立派!





 

GANTZみたいな球もある。



 

超世無倫(ちょうせむりん)

 

世に超えて倫(たぐい)なし・・・うーん、ちょっとよく分かんないけど、多分ネクスト・レベルってことだろう。

 

境内にはさっきの石碑がまたあった。




 

警視庁の庁の字が『廳』っていう繁体字(旧字体)ってのがいいな。

 

先日行った有田の辻精磁社の門に書いてあった宮内庁の字も同じ繁体字だったのを思い出した。




 

九品仏浄真寺、お見事でした。

 

普段は必ず御朱印帳を持ち歩いているのに、今回は自転車だったからショルダーバッグに入れ忘れてたのは残念。



 

九品仏浄真寺