近年、日本の総理大臣が靖国神社に参拝したら、中の国や韓の国から『軍国主義への回帰』みたいにいちゃもんをつけられたりするじゃないですか。
靖国参拝だけじゃなく、防衛設備の増強に対しても同じように『日本は戦争をまた始めるつもりだ』みたいなさ。
そんなわけ、あるはずがないだろ?と思ってましたよ、個人的に。
先の太平洋戦争は陸・海軍どちらも悪玉説あるからどっちとは言わないけれども、どちらにせよ旧日本軍主導によって行われたとはいえ、今、そして未来、少なくとも近い未来の日本が積極的に外国に戦争を仕掛けることなんて、今の日本人の国民性や世論から考えてあるわけがないだろ?と。
たけど、ここ最近のオリンピックを開催するか中止するべきかってことに対しての菅総理はじめ政府の対応を見てるとちょっと思うんですよ。
『あ・・・戦争って、こうやって始まったのかなぁ・・・』
って。
先の戦争は軍部主導で、今回のオリンピックは政府主導って違いはあるけど。
オリンピック、開催か中止かってのは偉い人たちが決めればいいと思うけど、今のコロナの状況だったら『オリンピックは開催しなくてもいい』と思ってる国民の割合って、今は『一部の声』ではなく、結構過半数に近いくらいの割合あると思うんです。
そんな状況で『国民が安心・安全な大会は実現可能』と徹頭徹尾言い続ける菅総理を見てると、結構キテるな・・・と思ってしまうな。
この一年間、医療体制やらワクチンの接種やらの対応で、少なくとも抑え込みに成功してるとは言い難い政府の代表の発言だからね。
今からだと遅いとはいえ、それでも少なくとも議論としてあがるべき話題なのに何が何でも『オリンピック開催前提』ってのは、ちょっと怖いね。
オリンピックの委員会(IOC)と契約を交わしているのは『東京都』だけど、小池都知事も世間の空気を読むのと発言するタイミングは上手いから、最近は以前みたいに表立ってこのオリンピック開催に向けてどうするべきかって強い発言はしなくなってるよな。
政治家の人たちはみんながみんなで心のどこかで『今の状況で開催して、ほんと大丈夫?』とは多かれ少なかれ思ってはいるだろうけど、声を大にして『開催反対』と発言しにくいからズルズル日だけが過ぎて行ってる、この今の雰囲気。
オリンピックと戦争って正反対の趣旨のイベントだけど、なんか戦争の直前の雰囲気や状況って、今回のオリンピック開催前の今の雰囲気や状況に似てたのかなぁ・・・なんて思ったりするわけでよ、戦争を知らない世代だけど。
ブルーボトルのカフェラテ、今日久しぶりに飲んだら、普通に美味しかった。
そんなわけないだろ?と思ってても、そんなわけあることもあるのよね。
苦くて酸っぱい茶色い水とか言って、ごめんなさい。