先週くらいからアホ忙しくて夜は寝に帰ってるような感じな日々を過ごしていました。し、多分、あと一ヶ月くらいはこのままいくんだろうな💦
正直、来月の今頃は渋谷のオフィスで働いてないってのが想像できないくらいパタパタと貧乏暇なしスタイルです。
先週末は、土曜は越谷、日曜は船橋近辺で家探しをしていました。
越谷、正確には新越谷の物件だったんだけど、ネット上ではめちゃくちゃ良く見えたんだよな。
一軒家、3DKで6万円!!!
不動産屋さんに連れていってもらったら、そもそも路地裏の道からその物件まで行くのが舗装されてない砂利道でした(笑)
見に行ったのは、ここ。(だいぶピンボケだけど・・・)
いい感じでしょ?
これをボロい家と呼ぶか、ビンテージハウスと呼ぶかは、あなたのセンスが問われます。
家に入ると窓の鍵がシビれたよ。
上京して最初に住んだいづも荘と同じだ・・・。
僕は好きですよ、こういうの。
ただ、キッチンが狭いというかバス・トイレと直結というか・・・
なんというんですか、KBT直結式?・・・ご飯食べて、食べたのすぐトイレで出して、そのまま風呂に入れるというせっかちな人にはもってこいの仕様でした。
あとは・・・家の中の階段が若干激しめに急というか、1週間に一回は階段から落ちるだろうな、というくらい急でした。
ここまではなんとか許容範囲だけど、洗濯機が室外というのが、趣味:洗濯の自分としてはどうしても受け入れられなかった。
わざわざこの物件を見にピンポイント勝負で越谷まできたものの百聞は一見にしかずとはよく言ったもので、ここは断念・・・
とある業界ではこういうのを『パネマジ』と呼ぶらしい。
帰りに南越谷ゴールデン街という駅近のディープスポットで
焼き鳥を喰らって帰宅。
それにしてもだ、ワンルーム6畳、エアコンなし、キッチンの水道はお湯が出ない、フィットネスのシャワー室より狭い風呂、駅から徒歩15分以上、そんないづも荘が6万円で、そして新越谷のこの一軒家も6万円。
今考えると、いづも荘って家賃3万円くらいが相場だったんじゃないだろうかと思える。
佐賀から出てきたばかりの田舎っぺだったから、ぼったくられたのか?
東京は、怖い。
翌、日曜日はまずは東船橋へ。
初めて降りた駅、まじでなんもなかったな。
近くにラブホテル・レモンツリーがあったくらいか。
目当ての物件は、家賃8.4万円で4LDK、90平米以上、それでいてまだ空室なので内見できると!
あれか?
美人すぎて『どうせ俺なんか相手にもされんやろ・・・』って誰も声をかけてなかったパターンか?
現地で不動産屋さんと待ち合わせして中を見せてもらったら、素敵だ・・・。
リビングだけで15.7畳、4つの部屋もそれぞれ6畳以上・・・君はとても素敵だ。
なんでこんな美人がフリーなんだ?
性格が多少悪くても、お金遣いが多少荒くても、それを補ってあまりある『美』があるように思えた。
そして、不動産屋さんから一言。
『ここ、定期借家で3年なんですよ。』
ジーザス💦
そりゃぁ、フリーだな・・・
だからこんなに安いのか・・・
どんなに気に入っても3年後にはお別れしないといけない恋なんて辛すぎる。
それでも20代だったら余裕で付き合ったと思う。
ただ、40過ぎて定期借家恋愛は心身ともに堪える。
3年貢いで、そのあとポイされるなんて想像しただけで毛根が死にそうだ。
定期借家の物件から定期借家の物件に引っ越しなんて、趣味:引っ越しの人くらいだろう。
それにしても魅力的だなぁ。。。
僕は断捨離ができない人です。
そもそも『断捨離』って言葉があまり好きじゃない。
どこぞやの誰ぞやが金曜の夜、SNSに綺麗な夜景とお洒落なディナーの写真を上げて『これで1週間の疲れも一気に吹き飛んだぁ♡』ってのと同じくらい、『断捨離』って言葉が好きじゃない。
多分その疲れは夜景やディナーがなくても吹き飛ぶくらいの『疲れ』だったんだろうと察します。
そんなモノ(そして思い出)を捨てられない僕なので、引っ越しの度に荷物も思い出も段ボールに詰め込んで、毎回新しい住居に引っ越してきた。
動く地縛霊みたいなもんだ。
そんな僕が4LDKなんて住んでしまったら、次引っ越す時はもっともっと段ボールの数が増えて、一人暮らしのくせにもっともっと広い家が必要になってくるだろう。
そういえば最近、麻生太郎さんの自宅は1万坪、廊下の長さが100メートルって記事がネットに出てたよ。
家が1万坪くらいあったら段ボールも思い出もいっぱいストックできるんだけどね。
人生は諸行無常だ。