2月末で閉店!?
 
これはだいぶ悲しいニュースだ。
 
20代の頃、入り口にはカッコいい黒人のドアマンがいて入店するときにはめちゃくちゃ緊張した。
 
当時はどこよりも『大人のお店』だった。
 
 
 
 
今調べたら、2003年公開か。
 
『最初の恋、最後の恋』という映画を観にいって主演の渡部篤郎さんのスーツ姿が当時20代前半だった自分にはとても『大人』に見えた。
 
既にナノで働き出していたけれど当時は今と違ってカジュアルONLYの取り扱い。
 
スーツやドレスアイテムなんて取り扱いもなかったし、着る機会がなかったのでもちろん一着も持ってなかったから、余計にカッコよく見えた。
 
映画を観た翌日、すぐにバーニーズ新宿にスーツを買いに行ったな。
 
今となっては我ながら、なんで?と思うチョイスだけど、D&Gの段返りの4つボタン(!)の細身のモッズスーツをセット・アップを購入した。
 
同じく2000年頃に公開されたイギリス映画の『ギャングスターナンバーワン』、あのスタイルのイメージのつもりだったなぁ・・・懐かしい(笑)
 
当時のお給料じゃもちろん買えない値段なので、『赤いカード』のお世話になった。
 
人生で初めて買うスーツがD&Gで4つボタンのモッズスーツって、今だったら当時の自分に違うアドバイスをしてただろう。
 
 
 
 
なんだか自分の思い出のお店が街の中から消えていくのは寂しくもあり、時代の流れを感じるな。
 
まさに諸行無常だ。