神社の情報がどれくらいこのブログの読者の方に需要があるのか非常に疑問なのだけど、一応・・・ね。
香取神宮、鬱蒼とした森の中にある時点で、もう雰囲気満点!
参道の両脇の木の枝が中心に向かってしな垂れている様やこの灯篭の存在感、この参道は限りなくパーフェクトに近いと思います。
途中、日本書紀と古事記と香取神宮に関する説明があってとても勉強になる。
どちらも天武天皇の命令により編纂された日本最初の歴史書なんだけど
・古事記ー大和言葉ー物語調ー国内向けの書物
・日本書紀ー漢文ー年代順ー国外向けの書物
なるほどね。
説明の最後の方、鹿島神宮のことを煽ってるよね?やっぱライバル関係なのかな?(笑)
本殿に向かってたら・・・うそーん。
めっちゃ並んでるじゃん・・・密です密です。
並ぶのは流石に無理、時間もないし。
なので僕は側面からそそくさと本殿に向かい、お賽銭は投げずに遠くからお参りする流行のリモート・スタイルで終了。
というか、個人的にはWHYジャパニーズなんですけど、この本殿・拝殿の前の長蛇の列。
確かにこうやって順番通りに、めっちゃ忍耐強く並ぶのは日本人の美徳の一つかもしれないんだけど、その原因は近年の『お参りは一人(一組)づつ』という謎のルールに限りなく近いマナーみたいなのが流行り出したからです。
これってどのくらいから始まったかというと、ここ10年-20年くらいらしくお祈りする時は一人(一組)ずつで、最初に住所をまず言って・・・とかいうアホなことをとある霊能力者がテレビで言ってそれをメディアがさも『これが神社での正しい作法だ』と広めたかららしいです。
アラサー以上の人、思い出してみて欲しい。
子供の頃、お参りする時に住所なんか言ってなかったでしょ?
一組ずつ、住所をいう、このアホな風習はまぢで意味のないことだから辞めましょう。
複数人でZOOMで打ち合わせしてる時に、画面のどっちが上座でどっちが下座?とか言ってる人がいたら、アホだと思うでしょ? それと同じレベルです。
神社によっては賽銭箱の横あたりに『横に広がってください』と喚起してるところもあるけれど、こんだけこの参拝は1組ずつ方式が広まっちゃったから、これはもう難しいかもしれないけどさ。
本殿での参拝を終えたら、旧参道を降って要石と奥宮へ。
この香取神宮の要石と
鹿島神宮の要石が、この地方の地震やらなんやらから守ってくれてるらしいです。
ここの奥宮はかなり雰囲気でてたなぁ、ちょっと怖かったもん💦
御朱印は本殿、要石、奥宮それぞれ500円だったので1,500円・・・高いよ、香取神宮さん(泣)
因みに、最寄駅の佐原駅近辺はグーグルマップの父、伊能忠敬さんの出身地ということで記念館?みたいなのもあるらしく、もう一回佐原には来たいな。
バスの車内から見ただけだけど、川辺の街並みも相当良さそうでした。
ということで、香取神宮、多分また来ることありそう。
実際、すごく良い神社だと思います。
東京から直通の高速バスもあるみたいだし、オススメです。
香取神宮