先日、千駄ヶ谷で打ち合わせをしたあとに。
すぐ近く、千駄ヶ谷小学校の交差点に紙の専門店・パピエラボさんがあるみたいなので、開いてるかどうかは別として外から店内を覗くだけでも・・・と寄ってみた。
不要不急かどうかと問われると苦しいが、個人的には仕事で使うノートを買うのは必要至急の件なので。
お店はシャッターが半分だけあいてる状態で営業はされていないみたいだったけど、どんなお店なのかなぁ?と外から拝見。
中は思っていたより全然狭くてね、6畳くらいの小さな売り場とオフィススペースが一緒になったようなお店でした。
どれどれ、どれが寒冷紗のノートだ?とハゲ頭のおっさんが入口のガラス越しに怪しさK点越えで覗いていたら、中から男性のスタッフさんがみえられた。
どうやらお店は5月いっぱいは休業されているみたい。
一応、怪しい者ではない説明をしてパペエラボさんのお店を一度見てみたかったことと、寒冷紗のノートを買うつもりだけど出来れば買う前にどんなモノか実際手で触ってみたかったことをお伝えしたら、残念ながら寒冷紗のノートは全て、全色完売しているとのこと。
ネットショップでは全てSOLD OUTになっていたけど、お店も全て完売か・・・。
ただスタッフさんが
『ちょっと待ってくださいね。僕の私物になるんですけど・・・』
って、僕が欲しいノートの表紙と同じ寒冷紗素材のブックカバーを取り出してくださって
『これが寒冷紗です!』
おぉー、若干の使用感がでててカッコいい!!!
しかもノートと同じ、パピエラボさんとHightideさんのコラボ『PH』シリーズのブックカバーだ。
ネットでは定価の約半額で売られていることを尋ねると、どうやらHightideさんが若干残っている在庫をSALEで売られているとのことでした。
いつの日か何かご縁があるかもしれないので名刺を交換させてもらい、お礼をして帰社。
帰りながら思ったよね、寒冷紗のノート、絶対買おう!って。
ブックカバーを取り出された時に思った。
洋服屋で買い物をする時に一昔前によく耳にした『その商品、僕も(私も)買ったんですよぉ〜』というフレーズ。
ひとりの客としてそのフレーズは全然刺さらないのだけれども、いろんなお店で使われていたフレーズです。
なんなら洋服屋で働き出して業界的に『試着販売』なる行為があることを知って、『僕も(私も)その商品買って、今日着てるんですよぉ』なんて言われた日には疑心暗鬼の塊だ。
それに対して、今日サッと取り出して頂いた日頃使われているブックカバーを見たときの説得力。
作られた方が自身でも実際使い込んでらっしゃるという、これ以上言葉は必要ないし、そのときの僕にはあの使い込まれたブックカバーが最高の接客でした。
これは間違いないんだ、と。
それプラス、男性の方の人柄というか雰囲気も素晴らしかった。(このことについては後日書きます。)
帰宅してから楽天でも売っていたんで楽天ポイントで2冊、色違いで買いました。
早く届かないかなぁ。
因みに寒冷紗って素材は、農業とかで使うこういう↓網目になってる素材ね。
パピエラボ