先月、緊急事態宣言がでた時には、どうだろう?6月までにはおさまるかなぁ?くらいに思っていた。

 

ってか、願ってた。


が、4月も末になるにつれて、もうダメだろうなって思うようになり。

 

つい先日の宣言延長の期限が5月いっぱいまでと知って、もうダメだなって。

 

フジコ・ヘミングさんのソロコンサート

 

公式HPにはズラーっとコンサートの予定が並んでいるのだけれども、先月から軒並み全てが日々延期に変更になっていく。


 

ただ、気付いたんです。

 

5/28の横須賀での公演までは既に延期になっているけれど、次の大阪での公演が現時点ではまだ延期になっていない。

 

因みに、この延期って凄いなぁ・・・と思うのが、中止ではなく延期なんです。

 

既に発表されている横須賀までの公演は全て半年先以降、先のものだと2021年になるけれど振替公演の日程が決まって告知されています。

 

2020年5月5日に予定だったすみだトリフォニーホールでの公演なんて、振替公演予定は2021年の6月4日!!!もはや一年以上先だ。


 

公演のブッキング担当のスタッフの方は、凄まじい業務量であろうことが察せられる。

 

もちろん延期になってしまって振替公演に都合がつかない人はキャンセル&返金が出来るんだけど、延期を告知する際、ちゃんと振替公演を提示するという姿勢には頭が下がる。

 

そんな中での5/31での大阪での公演について。

 

スタッフの方は振替公演の日程を押さえるべく既に動かれていて、まだ日程が決まってないから延期の告知をできてないだけかもしれない。

 

ただ、政府からの補償なき自粛要請だけが続く中で各自治体が動き出していて、大阪の吉村知事はつい先日、自粛期間の出口の基準となる大阪独自の『大阪モデル』を発表された。

 

政府は5/14に解除検討の前倒しをするかどうかの評価をして発表するらしいけど、翌5/15には吉村知事も大阪モデルを基準にして解除をするかどうかの発表をするらしい。

 

これはもしかして、5/31の大阪公演、スタッフの方は大変だろうけど・・・もしかしたら解除されるかどうかをギリギリまで見定められているの『かも』しれない。

 

と、淡い期待。

 

まぁ、95%くらいの確率で単純に振替の日程が調整できていないからだろうけど・・・。

 

僕が取ったチケットは6/6の三軒茶屋での公演。

 

もうほとんど無理だとは思っていますよ。

 

もし東京で5月末もしくはそれ以前に解除されたところで、コンサートホールの扉を全て開けての公演は音響の観点からして無理だろう。

 

それでも観たいと思う人は僕をはじめ大勢いらっしゃるだろうけど・・・

 

何と言ってもフジコさんご本人が87歳、今でさえフジコさんが現役でピアノを弾いているのは奇跡に思われるのに、これがあと何年、ピアニスト フジコ・ヘミングを見れるかというと、そう長い間ではないだろう。

 

まぁ、扉が開いたコンサートホールでも正直観たいとは思うけど、けど、ご本人が高齢ということもありコロナにかかられたら大変なので、完全終息するまでは・・・

 

フジコさん、代表曲はファンの数だけあるけれど、一番有名なのは『ラ・カンパネラ』。

 

僕が一番好きなのは、これだな。

 

 

今から50年前、ドイツの新聞で”リストとショパンを弾くために生まれてきた”と評されたピアニスト、フジコ・ヘミング。

 

見たい、聴きたい、感じたい。