これまで首都圏をはじめ緊急事態宣言が出ていた都道府県の店舗は閉店していたが、緊急事態宣言が全ての都道府県に発令されたのを受け、今週から基本的に全国のナノ・ユニバースの店舗が閉店しています。
東北の震災の際に被害のあった東北の店舗を中心に閉店をしたことはあっても全国の店舗が同時に、そしてまとまった期間閉店するというのは初めてのことです。
この閉店期間中は全国の各店舗に商品があってもしょうがないので、それらの商品をECサイトに回してこの緊急事態宣言の期間を乗り切っていきましょう!と。
ということで先週、全国に緊急事態宣言が出る直前にドカーっと全国の店舗から商品を既に閉店している渋谷・神南の路面店へ。
その仕分け作業を昨日から本社スタッフでシフトを組んでやっていて、僕も今日仕分けしてきました。
密にならないようにドアを開放し、スタッフも少人数、フロアも1Fと2Fどちらも使って全面で。
これまで店頭だった場所がパッキンで倉庫みたいになっていてなんだか変な感じであり、そしてどこか寂しい。
店頭にパッキンが並んでいるところを何枚か写真を撮ったけど、なんか違うと思ってブログに載せるのはやめた。
本来なら綺麗に洋服がディスプレイされているはずの店頭が倉庫のようになっている光景は、なんだか『お店』に申し訳ない気がした。
こんな風に思うのは、働き出して初めてだ。
今のナノ・ユニバースの渋谷・神南店は18年前にオープンして、これまで大規模なリニューアルをせず、当時の外観・内装ほとんどそのままで営業しているというとても特殊な店舗です。
『タイムレス』というとなんだかチープに聞こえるけれど、ITやデジタルというワードと紐づいて宇宙を連想するようなスペイシーな内装が流行ろうが、18年経った今でもこれはこれでハマってると感じています。
大都市の駅直結の商業施設に入っている店舗が売上では上まっても、社員にとっての精神的『旗艦店』といえば・・・と書くと会社の方針と違うのかもしれないのであくまでも個人的には、旗艦店といえばぶっちぎりでこの渋谷・神南のお店。
そんなお店の店頭からパッキンが消え、そしてこれまでのように洋服が綺麗にディスプレイされてお客さまを迎えられる日が来るまでは、ナノ・ユニバースの商品はECサイトでお楽しみください。
Nano Universe
https://store.nanouniverse.jp/jp/