今夜は九州出身のNさん、そして中国人のK社長と渋谷の神泉で食事でした。

 

知り合って10年以上、定期的に食事に誘っていただいてありがとうございます!

 

K社長から大量にマスクまで戴いて・・・多謝!

 

中国やベトナムのリアルな情報や今後の世界経済をどう見ているかなど、毎度タメになる話です。

 

特に、世界情勢などに関して日本人として見聞きする情報は普段欧米の視点のものが多いので、中国・華僑の人たちがどう考えているのかを知れるのは貴重だ。

 

お店はNさんが予約してくれてた宮崎料理屋の『ひしょうや』。


 

店内の内装・雰囲気からしていわゆる居酒屋だけど、めっちゃ美味かった。

 

佐賀と同じ九州だけど食べたことない料理が結構あってびっくりだ。

 

馬刺しは食べたことあるけど、馬の『たてがみ』は流石に初めて!


 

牛の脂、牛脂とは違い、ちょっとコリコリして甘かったなぁ。

 

看板メニューの一つ、しいたけ焼きは何も付けずにしいたけから出てくる汁のみで頂く贅沢。


 

Nさんが先日九州に行ってきたらしく、『エザキさん、妖怪好きそうですよね?』って突然ぶっ込んできた。

 

『アマビエって妖怪の人形のキーホルダーお土産で買ってきたんでよかったら!』


 

お、押忍。

 

もらった時は正直思ったよ、『何だこれ?!』って。

 

ただ、Nさんも実際トートバッグにつけてたから、なんかアレなんだろう。

 

帰宅してちょっと気になったんでアマビエ、調べてみたら・・・この一か月でだいぶSNSでバズってる(驚)

 

しかも、わりかし深い。

 

江戸時代のたった一枚の瓦版でのみ伝わる妖怪らしいんだけど、


 

令和の幼稚園生が描いたような妖怪の絵だな・・・(笑)

 

ただし、紛れもなく弘化三年四月中旬とあるんで、今から174年前に描かれたモノらしい。

 

『肥後(熊本県)の海に毎夜光るモノが現れるというので、役人が見に行くと、果たして図のようなモノが出現した。「私は海中に住むアマビエと申すもの。今年から6年間は諸国で豊作が続くが、病も流行する。早々に私の姿を写して人々に見せよ」と言って海中に消え去ったという。』

 

そして、その役人が描いた絵がさっきの絵ってことらしい・・・あまり絵心がない役人さんだったのかな。

 

その後。

 

時代、時代で疫病が流行る度にこの『アマビエ』は人々に描き写されてきて、最後の疫病から140年の時を経たこの令和。

 

コロナの世界的大流行を鎮めるために、再びアマビエがまた人々に描き写され、SNSで出回っているらしい。

 

基本的に験を担ぐタイプの人間ではないけれど、流石に今回はバッグにつけるか・・・。

 

ってか、Nさん。

 

自宅で調べたからいいものの、調べなかったらただの『変な妖怪キーホルダー』で終わってましたから!(笑)

 

ありがとうございます。