本日のメイン・イベントは帝国ホテル、の横にある帝国ホテルプラザ。
初めて中に入ったけど、高級ホテルの中にあるアーケードみたいな空間でした。
館内をエスカレーターで2階へ進み、それはありました。
『ぼくらが日本を継いでいく』
友人からこの展示会が2月8日から始まると聞いていたけど、どんだけネットを漁っても2017年、2018年に行われた以前の展示会の情報しか上がってなくて、本当に始まるのか?と思っていたら、昨晩ベッドで見てたらHPが出来上がってました。
ギリギリ・・・ってか、多分開催日当日にHPをアップされたんじゃなかろうか?(笑)
告知がほぼゼロの状態なので、人は全然いなかったのでじっくり楽しませてもらいました。
因みに、無料だ。
そして、全作品撮影OK。
コンセプトは、案内に書いてあった主催者の説明を借りると
『日本特有の大和絵とマンガ、アニメ
300年前と現代の日本特有のアートをコラボレートさせた現代の日本画
あなたは、違和感や奇抜さを感じるだろうか、
それとも長い時を超えた奇跡のシンクロを感じるだろうか』
要するに、どんな作品が展示されているかというと、こんな感じといえば分かってもらえるでしょうか。
僕は最初、友人から以前の展示会の作品を見せてもらった瞬間、脳味噌から汗が出るのを感じました。
ヤバい・・・。
しかもゲリラ的アートとは違い、アニメの版元公認のオフィシャル作品ってのが凄くないですか?
ブラックジャックなんて、もはや元々そういう作品だったかのようなシンクロ率を叩き出している。
↑のリボンの騎士とブラックジャックは手塚プロダクションだけど、他のアニメのキャラクターもあって一つ一つそれぞれのキャラクターのプロダクションの許可を取っていくのは、素人考えでも大変だっただろうなぁと思われます。
他にお客さんもいなかったので受付の方に話を聞こうと話しかけたら、ちょうど主催者の方が見えられてこのプロジェクトの始まりやコンセプトなどを聞かせてもらえました。
スペース自体は全然広くなくて、場所が場所なだけに一見さんも100%来ないと思われます。
これは、もっと多くの人の目に触れて欲しいプロジェクトだなぁ。
海外の人も絶対好きだと思う。
日本独自、新旧のカルチャーの素晴らしいコラボレーションですよ。
主催者の方曰く、会期は5月のGW過ぎまでで3月に大作を含めた数点が追加されて、そこでグランドオープンとして大々的に告知されるみたいなので、もし興味がある人は4月とかに見にいくのがいいかもね。
美術館に行っても滅多にカタログなんて買わないけど今回は流石に買っちゃったよ、2,000円くらいしたわ・・・(泣)
カタログ買っちゃったから、お金を節約するために帰りは丸の内から歩いて帰宅した。
過去の作品も見れるし、何より主催者の方達のこれまでの本プロジェクトにおける熱意に敬意を払ってだ。
あまり見せるとアレだから、ちょっとだけ紹介するとして
江戸時代を代表する教科書レベルの画家・尾形光琳の作品に火の鳥。
あと、これはヤバい!初音ミク!!!
この発想は、ホント凄いと思うよ。
作品自体の素晴らしさもそうだけど、こういうプロジェクトをやろうと思いついて、そしてそれを実現させたことが何よりも凄いと思う。
普通、思いついたとしても、キャラクターの使用許可を取る過程があまりにも長く思えすぎて諦めるどころか、僕なら『やってみよう!』と思いさえもしないと思う。
良いものを見せてもらいました。
グランドオープンしたら、また行きましょうね。
ぼくらが日本を継いでいく
https://collectionjc.tokyo/rinpa/