本日は、南武線の府中本町でユキさんと待ち合わせ。


 

今日は夢にまで見たユキさんと、図書館についてのフィールド・トリップの日。

 

図書館は子供の頃からずっと利用してきたけれども、あくまでも図書館は本を無料で借りれる場所であり、それ以上でもそれ以下でもない存在でした。

 

友達ではないけれどもクラスメイト、僕と図書館との関係はまさにそんな感じだった。

 

そんなただのクラスメイトだったはずの二人の関係が変わったのがちょうど一年前。

 

2019年の1月、ユキさんと『どこか行きたいねぇ、どっかない?』なんて話していて出てきた駅の名前が奇跡的に同じ駅。

 

群馬県の太田駅。

 

僕は太田駅が最寄りの百名城・金山城に行く為に、ユキさんは太田駅の目の前にある平田晃久さん設計の太田市図書館を見る為に。

 

生憎ユキさんはその日同行出来ずに僕は一人で太田駅に向かい、そしてユキさんの為に写真でも撮って送ってやろうと館内で撮影許可を撮って写真を撮り。

 

あの日から、僕は図書館に恋をしてしまっています。

 

建築物としての図書館がこんなに面白いんだ、と。

 

過去にボスの濱田さんと海外出張を同行させてもらうことが何度かあり、いろんなホテルに泊まったり、泊まらずとも食事やお茶の為にホテルを一緒にホッピングさせてもらったことがあります。

 

濱田さんはホテルのデザインに造詣が深く、足を運ぶホテルの基準は所謂『豪華』であったり『(宿泊料が)高い』などではなく、デザイン的にその時代その時代の先端を行く、または当時行っていたホテルを選んでいて、『ここのデザインをした誰々は、あそこのホテルもやってて・・・』などと解説をしてくれたのだけど、正直当時は全くもって興味が湧かなかった。

 

もちろん見せてもらうホテルがデザイン的に『すごい!』ことくらいしか分からないと言えども、それはそれで凄く楽しかったし、興味深かったのだけど、正直ベースそれから先の時代とデザインの関連性など『ふーん・・・へぇー』。

 

なんなら『デザイン』なんてものは意識の高い人々が語る神々の遊びであり、一般人の自分には火星より遠い存在でした。

 

そんな自分が図書館を周り出して・・・なんとなく濱田さんの思っていた事が分かる気がするような気がするのは気のせいなのか?

 

『あそこの図書館って誰々さんが設計してて、あの人ってあそこの建物もやった人で・・・』なんて言い出してる自分がいます。

 

もはやお城にも同じ事が言えて、あそこのお城は藤堂高虎が設計したから石垣の積み方に反りがなく直線的で・・・とか。

 

自分が建築物にこんなに興味が湧くようになるなんて思いもしなかった2019年でした。

 

そんなこんなで本日はユキさん。

 

図書館の設計を本業としている建築士なのであります。

 

今の自分には、もはや神。

 

皆さんのご友人・お知り合いにも建築・設計関係に携わる方はいらっしゃるでしょうが、図書館専業となるとそんなそんないないんじゃないでしょうか?

 

そんな人がこんな近くにいた奇跡!

 

今日はそんな神と一緒に図書館を周りながら、設計者としての見地も聞きながら図書館を楽しめると言う夢のような時間です。

 

まずは府中本町で待ち合わせをして、大国魂神社へ。

 


図書館も大事だけど神社も大事だ。

 

この分野では僕の方が専門なので、ユキさんに大国魂神社が何をレペゼンし、どのくらいのリスペクトを受けている神社なのか説明しながら本殿へ参拝。


 

流石は武蔵国の総社、正月も空けてだいぶ経つと言うのに参拝者が半端ない。


 

御朱印をお願いすると番号の書かれた紙を渡され、


 

自分の番号が表示されると取りに行くという非常にナイスなシステムが組まれていました。


 

御朱印も頂いて、


 

これにて日枝神社、明治神宮、靖國神社、大国魂神社、そして東京大神宮の東京五社に足を運んだこととなりました。

 

どっちがどっちと言うことはないけれど、東京十社に比べると流石にモンスター級の神社が並ぶ東京五社。

 

こうやって並びを見てるだけでも、神々しい。

 

名前だけ見てても、強そうだよね。

 

東京大神宮とかもはや魔神みたいな名前の神社だけど、縁結び・恋愛の神社として有名なのがお茶目なのであります。