振り返れば10年前、当時は夢の30代が訪れると思っていました。
当時とある人に言ったことを覚えています。
一句一句まで正確には覚えていないけれど、
”俺はお金持ちになった時に自分の金銭感覚がどうなるか見てみたい。今の感覚だと家賃に30万円以上払うのはバカらしいと思うし、お金持ちになっても30万円くらいの家で充分な気がするんだけど、お金持ちになった時に自分のその感覚がどうなるのか見てみたい。”
みたいなことをドヤ顔で言ったことをはっきりと覚えています。
因みに、もちろんだけど当時はそんな家賃の家に住んでいたわけではありません・・・あくまでも当時の自分の金銭感覚からすると、ってことで。
要するに、どんなにお金持ちのステージになっても、自分は『清貧』のスタンスを忘れないでいれるのか?と。
それから10年経って・・・
清貧どころかジリ貧になっていってる気がします・・・(泣)
昔、もう10年以上前かなぁ、福山雅治さんがラジオでおっしゃってた。
とあるまだ売れてないミュージシャンというリスナーさんからの”今の音楽シーンは一般受けの良さそうな楽曲ばっかりが売れてうんちゃらかんちゃらで・・・”みたいなメッセージが寄せられてて。
それに対して福山さんの返事が『まずは売れてから言え!』だったように記憶しています。
まずは売れて、そのステージになってから言わないと誰も聞いてくれない。みたいなことを。
もうね、ホントそう。
10年前の自分に会えたら『大丈夫、おまえ、10年後もお金持ちになってないからそんな金銭感覚の心配とかしなくていいから!』ってぶん殴ってやりたい。
いや、なんでこんな金銭感覚のことを思ったかというと、今回の旅行の最終日、もはや昨日ですよ。
青春18きっぷは今でも素晴らしい制度だと思うんだけど、如何せん旅の最終日とかもうヘコヘコの疲労困憊です。
途中、藤枝で途中下車したけど、その前に浜松や掛川から本気で新幹線で帰ろうかなぁ・・・って考えてた。
思ったけど、『お金、もったいなしなぁ・・・てか、お金もないし。』ってなんとか踏ん張ったけど。
でもさ、もし自分が月収200万とか稼ぐ人だったら、『疲れたからもう新幹線で帰るか、青春18きっぷも充分モト取ったし!まぁ、せめて各停のこだまかひかりで帰るか。』って、
思えるようになりたいんです!!!(切実)
今後、日本百名城も残すは九州、西日本が中心になってきました。
大阪以北は北海道の根室半島チャシ跡群以外、全部取り切りました。
今回の旅で67城、残り33城。
1年間でこれだけ行けたのは、ちょっと驚きだ・・・(笑)
今回広島まで16時間弱かけて行ったけど、正直往路の元気なうちだったらもうちょっと行ける。
ただ、帰りはまぢでムリ。
これ以上行くには新幹線か飛行機を使わないと、青春18きっぷでは限界を感じています。
なので、家賃30万円ウンヌンとかほざけるステージには立てなくてもいい。
せめて毎月一回、九州・中国地方に新幹線か飛行機、もしくは夜行バスで行けるステージに立てるようになるのが今の目標です。
百名城が終わったら、続・百名城も待っている。
そして、続・百名城が終わったら、次はお遍路。
四国八十八ヶ所巡りも行いたい。
4年前中国の西安に行った際、遣唐使として海を渡った空海が修行をした青龍寺に足を運んだ。
そして、いつの日か八十八ヶ所巡りを行う為に伝説の0番札所の御朱印もゲットした。
せめてお遍路を行うくらいの時には、のぞみとまでは言わないが、こだまくらいでは移動できるようになっておきたい。
その頃にはリニアが走っていて、新幹線もちょっとは安くなっているだろう。
もしかしたら、青春18きっぷでこだまくらいなら乗れるようになってるかもしれない。
普段からお願いしている八百万(やおよろず)の神様たち、家賃30万の家には住めなくてもいいので、お金を気にせず新幹線のこだまに乗れるくらいの金運を、何卒宜しくお願い申し上げます。