今回の旅で一番悩んだ宿、それがここ奈良。

 

奈良は京都と同じく良質なゲスト・ハウスが多くあるんです。

 

そのうちの一つに奈良バックパッカーズっていう日本家屋を使ったゲストハウスが東大寺の近くにあってさ、いつだったかなぁ、今HP調べたら2011年の3月オープンってなってるから、オープンすぐあとの5月のGWに泊まらせてもらったんです。

 

今もそうか分からないけど、当時は夫婦でやられていてそれはそれは素晴らしいホスピタリティーで一気にファンになった。

 

洗濯もさせてもらったなぁ、あの時。

 

因みに今でこそよ、じゃらんとかBOOKING.COMとかありとあらゆる宿泊予約サイトで検索かけたらゲストハウスもヒットするけど、当時は法律マターによるものかそれとも単純にそういう需要がなかったのか要因は分からないけど、そういう宿泊予約サイトではゲストハウスはヒットしなかったんです。

 

だからさ、リアルに旅行しながら明日はあの街に行くから・・・ってスマホでゲストハウスを調べて一軒一軒『○日の夜って空いてますか?』って電話して聞いていました。

 

いやぁ、便利な世の中になったもんだ。

 

でさ、今回奈良ではどうしようかなぁ・・・って色々調べてて、奈良バックパッカーズさんの口コミとか評価を見てたら、やっぱすごくイイわけ!

 

あのあともずーっとしっかり続けられてるんだぁ・・・ってなんだか感慨深くなったよね、一回しか泊まったことないのに。

 

でさ、今回は奈良に2泊するんです、ちょっと行きたいとこがあって。

 

一泊だったらバックパッカーズさんでも良かったんだけど、二泊となるとホテルがいいなぁ・・・あと、今回は18きっぷでの旅だからJRの奈良駅の近くがいいなぁ。。。ってことで、JR奈良駅から3分くらいのスマイル・ホテル奈良にしました。

 

スマイル・ホテルも函館、青森そして昨年のGWに徳島くらいしか泊まったことがないんだけど、如何せん前回の徳島が素晴らしすぎた。

 

新婚旅行で泊まりたいくらい良いホテルだった。

 

そのあまりにも強烈なイメージと駅から近かったのもあって、今回で一番の出費ですよ、一泊税込4,700円。

 

二泊で9,400円也。

 

もうね、持ってる楽天ポイントを全突っ込みして楽天トラベルで予約しました。

 

こうやって書くとタダで泊まれてるみたいだけど楽天ポイント2,900円分しかなかったから、6,000円ちょっとは実費なんだけどね・・・(泣)

 

JR奈良駅の東口を出たら、デカデカと『スマイルホテル奈良』ってめっちゃ巨大な看板が立っていて分かりやすい。


 

で、到着。


 

エントランスで秒速で『なかよし』を発見してしまう。

 


いやぁ、このスマイル・ホテルのロゴ、これがまた何ていうの?うーーん、何て言っていいか分からない感じ?

 


チェック・インして、ドアを開けたら割とまぢでビビった(汗)。

 


はいはいはい、この間取りのパターンですか・・・ビジネスホテルでは初めてのパターンかもしれないですねぇ。



 

多分一般的なビジネスホテルよりは広さはあるんだけど、なんというか、パリのホテル?わかります?パリのホテルってなんかこんな感じのホテル、多くないですか?

 

入った瞬間、んっ?従業員用の屋根裏部屋が割り当てられたか?って思ってしまうような広いんだけど狭い、みたいな。


奈良に来てパリを味わえるとは思わなかったな。

 

徳島のスマイルホテルにはクローゼットあったけど、ここは壁剥き出しかぁ・・・


 

しかも、謎にこの距離で二つ(笑)

 

これ、距離が短すぎて両方使ったらこうなっちゃうでしょ?


 

よく分かんないけど、まぁ、こういうものなんだろう。

 

バスルームは・・・段差、高っ!!!


 

これ、足をひっかけるとかのレベルじゃなく、出るとき油断したら床に顔面からいく仕様ですね、気をつけよう。

 

そして、問題のバスルームですよ。


 

なるほどねぇ、壁がクリーム色の団地型ユニットバスですね・・・ちょっと苦手なんですよねぇ、この壁の色。

 

バスタブは・・・まぁ、広くていいんじゃないでしょうか、うん。


 

もう、この時点であまりテンションは上がってなかったんですけど、私、見てしまいました。

 

トイレの便器の足元にある排水口。


 

この排水溝を見た瞬間、NO SMILE。

 

あのね、ファッション業界でもそうなんだけど、ヴィンテージと不潔は全然違いますから。

 

100年前のリーバイスを履いてる人がいたしても、イコール不潔とは違うでしょ?まぁ、中には不潔な人もいるかもしれないけど・・・

 

この排水口は、ヴィンテージなのか?それとも不潔なのか?でいうと、完全に不潔です。

 

100歩譲って、これがもし100年前から使われている排水口だとしても、これは不潔の部類だと断言できます。

 

僕はホテルの汚れなどに関しては、かなり寛容なタイプの人間です。

 

部屋の壁にカビが生えてようが全然気にならない。

 

壁に生えてるカビは、究極的に解釈すると観葉植物とも言えなくはない。

 

苔、そう、城の石垣に生えてる苔の一種みたいなもんだ。

 

今日もさ、岡山城の石垣にいい苔が生えてたから写真撮ったばっかりです。


 

サイドから見たときのこの苔の盛り上がり方、どうです?


 

ただ、水回りに関してのヌメリ系の汚れ、これは全く許容範囲外だ。

 

ヌメリは、あれはどちらかというと植物というより、生物の仲間でしょ?エイリアンとか。

 

ここに二泊かぁ・・・

 

明日100円ショップがあったら、パイプマンと激落ちくんのスポンジ買ってきて、掃除しよ・・・。

 

これね、この際だからもう一気に書くけど、オフィスでも飲食店でもそれこそ飛行機の中でもいいんだけどさ、不特定多数で使うトイレについてですよ。

 

トイレが男女共用の洋式トイレしかなかった時にトイレに入ってさ、便座が上がっていたらどう思います?

 

『あ・・・自分より前に使った人は男性なんだ・・・』


って思いません?

 

しかも、それで便器周りが汚かったらもう最悪の気分ですよ。

 

これ、女性の人なら分かってもらえると思うんだけどなぁ。

 

たださ、便座&フタまでちゃんと下ろしてあったら、どうです?

 

僕は、フタがおろしてあったら、ちょっと安心するんです。

 

『自分より前に使った人は男性か女性かは分からないけど、とりあえず次に使う人のことも考えられる人だろうから、汚くはないだろうし、少なくとも自分と同じ衛生観念を持ってる人なんだろうな・・・よかったよかった!』

 

って。

 

実際、綺麗なのか汚いのかは分からないですよ。

 

ただし、フタが下がってることによって、『綺麗なんだろうな』って思うことができるんです。

 

話を排水口に戻します。

 

要するに、僕の中でこの排水口は洋式トイレでいう『便座UP』の状態なんです。

 

このバスルームを清掃された方は、もしかしたら便器もバスタブもちゃんと綺麗に清掃されているのかもしれない。

 

ただ、この排水口の状態を『これで良し』とする清掃の人が、ちゃんと便器もバスタブも清掃をしてるんだろうか?と思ってしまう自分がいるんです。

 

トイレでいう『綺麗なんだろうな』と、残念ながら思えないんです。

 

なんならこの汚れ、1日2日の汚れじゃなくて、恐らく中長期間放置されての結果だろうから・・・

 

やっぱ明日、掃除しよう。

 

なんなら今夜近くのコンビニに、激落ちくんはないにしてもスポンジくらいないか見に行こう・・・。

 

奈良の好感度、今のところマイナス3000万点。




奈良バックパッカーズ

http://www.nara-backpackers.com/home.jp.html