岡山駅に到着。


岡山、なんかしょっちゅう来てるような感じだな、もはや下北に来たような感じだ。

駅前の広場にはお決まりの桃太郎さんの銅像。


因みに、『刀』は『刃を上』にして腰に『差す』もので、『太刀』は『刃を下』にして腰に『佩く(はく)』ものなんだよ。

これ、大前提ね。

昨日の岩国城の入り口に展示してあった太刀も


ちゃんと刃が下を向くようにして展示されてます。

何故か日本の義務教育は、この事を教えるのがすっぽり抜けてしまっているよね。

その観点で桃太郎像を横から見ると…


太刀でしょ?

分かりやすく拡大写真で見ても…


どう見ても太刀じゃん。

太刀が使われていたのは、平安・鎌倉時代、戦いが一対一の騎馬戦で行われていた頃じゃない?

室町時代以降は徒士による地上戦がメインで、それが幕末まで続くんだけど、この時代は太刀ではなく刀が使われているからさ。

新撰組も使ってたのは太刀じゃなくて刀でしょ?

ということは、桃太郎のおとぎ話は室町時代に作られたと言われているらしいんだけど、太刀を佩いてるところからして室町時代以前、恐らく鎌倉時代が物語の設定時代なんじゃないか?と思われるわけ。

そもそも、創られた時点で『むかし、むかし…』で始まるのなら、室町時代以前の話ってことは容易に推測できはするんだけどね…

いつか飲み会や合コンでこの話をしたいと機会をうかがっているんだけど、なかなかそのチャンスがないんだよ。