西浅草の池波正太郎記念文庫を後にして、そこからはぷらぷらと散歩。
とりあえず上野のちょい上にある入谷というエリアに、以前おしのさんに教えてもらった純喫茶があるんで歩いてみよう。
西浅草から歩くこと15分くらいで、目的地の純喫茶『デン』に到着。
ただ、中は満席で二組、3人の方が外で待たれている。
なので、スルー。
また、来る・・・来るかなぁ?(笑)
入谷って、そもそもこの40年全く来たことなかったエリア、なんかのついでもなさそうだし・・・。
デンに入れなかったので、とりあえず日暮里を目指して歩きました。
途中、住宅街の車も入れない細い道を歩いていたら、おっとろしく古そうなケモノの館みたいな建物が見えた。
ヒマなのでグルリと正面に回ってみると
ほえーーー。
雰囲気バツグンの洋館じゃないですか!
もう誰も住んではなさそうだけど、なんなんだ?
建物の正面には説明書きがあり、
おぉ、ここは明治初期の外交官、学校の教科書にも出てくる陸奥宗光さんが以前住まれていた家で、都内で現存する洋館では最も古いものらしい。
いやぁ、素晴らしい。
こういう建物は未来永劫保存していって欲しいものです。
チンタラ歩いていたら日暮里に着く頃にはすっかり周りも暗くなり、せっかく(というか狙って来ているのだが)日暮里駅に来たのだから北口出てすぐ目の前の下御隠殿橋・通称トレインミュージアムをチェック。
この数ヶ月で僕は3回ほどこの場所に来ていて、せっせと電車の動画を撮影しています。(笑)
流石に寒いからは、この時間はノーゲス。
普段、昼間は子供づれの親子で賑わっている場所です。
電車、来ないなぁ・・・
来たっ!
と思ったら、在来線のダブル。
しばらくして、在来線ダブルに新幹線のはやぶさ・こまちの連結。
今夜はこれくらいにしておこう・・・オズモポケットも持って来てないので動画撮影も出来ないし。
この後は、どうやって帰ろうかなぁ・・・JRで帰るのもなんだかなぁ。
田園都市線・半蔵門線・副都心線をお使いの方ならわかると思うんですが、渋谷駅の地下鉄とJRの乗り換えの時の混雑が本当に苦手です。
なので、どうせならということで先日読んだばかりの『池波正太郎の食まんだら』で知った『山の上ホテル』を見るだけ見に行こうと。
今日は池波正太郎記念文庫も見て来たことだしな。
調べたらホテルまで日暮里から4.4キロ、1時間弱のちょうどいい散歩だ。
道すがら東京大学の赤門を見たりしながら、独りトボトボと歩く日曜、戌の日の夜。