本日はお日柄もよく、恵比寿ガーデンプレイスへ。
恵比寿ガーデンプレイスに初めて来たのは、今から19年前。
当時の僕は駒沢の控えめに言ってもくそボロいアパートで毎日毎日、日雇いのバイトをしてはその日に稼いだ金額をスーパーのマルエツで無料でもらえるカレンダーの空白に書き込んでいく、まさしく『その日暮らし』をしていた。
そんな日雇いバイトのある日の現場が恵比寿ガーデンプレイスだった。
ガーデンプレイスへの通路、平坦な道なのにエスカレーター(歩く歩道)があるのには田舎者の自分には衝撃でした。
その日の仕事はガーデンプレイス内のとある外資系企業のオフィスのレイアウト変更。
オフィスのレイアウト変更くらい自分たちでやればいいのに…と思う反面、外資系の会社はこういうことさえ外注するくらいお金を稼いでいるのか?ということが22歳の僕には印象深かった。
レイアウト変更をする外資系会社で働く日本人女性スタッフがデスクの移動位置を指示するのだが、これがまた凄まじく上から目線の指示。
人に『アゴで使われる』という事はこういうことか…と、若かりし僕は社会勉強をさせてもらった。
あの日以来、恵比寿駅からガーデンプレイスに向かう際にすれ違う『私、ガーデンプレイスで働いてますから!』という顔でガーデンプレイス方面から恵比寿駅に向かってヒールをカツカツ鳴らしながら歩いているOLは、全員『敵』だと思って今まで生きてきた。
そんな恵比寿ガーデンプレイスに、リリー・フランキーさんのトークショーを拝聴しに。