疲れた疲れた、我累了〜ってな具合でオフィスを出て駅に向かって歩いていたら、センター街の地下鉄の入り口近くでスマホをいじってる同僚のYを発見。

 

誰か友人と、なんなら女性と待ち合わせでもしてるのかと思って何も話さずに地下の改札への階段を降り出したんだけど、とりあえず声だけでもかけとくか・・・ってな具合でまた階段を戻り、

 

『おっす、何してんの?』

 

って。

 

『さっきまで友達と軽く飲んでたんですけど、これから渋谷で飯喰って帰るかどうするか考えてました!』

 

なるほどね。

 

『よし、んじゃ三茶で中華でも喰って帰るか?』

 

『マジっすか、うっす!』

 

Yとは働いてるフロアーも違えば仕事も全く関わりなくて、会社では全然セッションする機会もなく。

 

なので自分とYが二人でたまに一緒に食事してるって言うと結構『えっ?』って言われるんだけど、こうやって何故かいろんなシチュエーションで偶然会うことが多いんで一緒に食事することが多くてね。

 

Yは三茶に結構長いこと住んでるんだけどカフェ・ル・マンに行ったことないって具合だったんで、小雨降るこんな夜はシャビーに中華でキメることにした。


 

今夜は今夜でルマンの店内はじーさん・ばーさんで溢れてて、初めて奥のカラオケ付きの大部屋個室に通されたよ。


 

隣のテーブルが男女3人:3人の6人で合コン状態だったんだけど、平均年齢80歳は超えてる感じでさ、いやぁ日本人の高齢者は元気があっていいなぁ。

 

一人のジーさまはずーっと下ネタ全開で『勃起してきた!勃起してきた!』って呪文、もしくは念仏のように唱えながら隣のバーさまに『◯◯ちゃんは魅力的だよぉ』って口説いてた。(笑)

 

多分、現役なんだろうなぁ・・・いやぁ、素晴らしい。

 

Yは結構ロックンロールに傾倒してるから、ルマンのシャビーさを分かってくれて『この店、めっちゃヤバいっす!』って喜んでくれてよかった。

 

五目焼きそばを突きながら、


 

メニューには載ってない裏の高菜チャーハンをかき込みながら


 

焼き餃子で〆ました。


 

ここの餃子は手作りのジャンボ・サイズで美味いんだ、これが。

 

フライパンから皿に直接ぶん投げたところが目に浮かぶような産地直送スタイル。


『綺麗』に『盛り付ける』という行為を全否定した理由なき反抗だ。

 

やっぱルマンはハズさないな。

 

そりゃコカコーラにつられて、カルピスもカルピースになるわな。