台風が通り過ぎて昨日の天気が嘘みたいな秋晴れの東京です。

 

多摩川の一部で氾濫が起きたり、あとはニュースで目立ったのは武蔵小杉の冠水に関してとか。

 

ヤフーのニュース記事にはコメントが付けられるのもあるのは周知のところだけど、今回の台風の被害関係のニュースについて基本的には被害にあった地域の心配の声が多いのだけれども、この武蔵小杉の冠水に関してだけは世間の目が厳しいこと厳しいこと・・・。

 

ヤフーのニュース記事についてるコメントだけが世間の意見ではないにしても、それにしても余りにも多い手厳しいコメントの嵐。

 

要するに、元々そんなに栄えていなかった街を東急が再開発して人口が一気に増えた。

 

そんな所謂『ミーハーな街』に住むからこういうことになるんだ。とか。

 

あとは、昔から栄えていなかった街には地盤などに理由があるからであって、そういう新しく出来た街に住むからこういうことになるんだ。とか。

 

ちょっとさ、それらのコメントを見ててホント目を疑います。

 

同じ被災した日本人として心配するどころか、今回冠水になったことで『ほれ見たことか!』って喜んでそうな人がいるのは見てて悲しいね。

 

誤解を恐れずに書くと、武蔵小杉や所謂『住みたい街』と世間で認知されている街に住みたかったけど住めない人たちの僻みのように思える。

 

そんなそんな皆さん住む場所を決める時に、ハザードマップやら地盤のことだけを考えて決めてるの?って。

 

正直、そんな人たちはどれだけ安全な街に住んでいて、そういう崇高な意見を言っているのか知りたいね。

 

家を選ぶ時って、子供のいる家庭だったら学校、保育園を含めた公園などの子育ての環境であったり、職場へのアクセスだったり、そして何よりも一番は収入の面でその街に家を持てるかどうかが一番で、地盤の硬さや海抜も基準の一つではあるだろうけど、それだけが全てではないだろうに・・・。

 

今回の武蔵小杉の冠水の件で『そんなとこに住むからだ!』って言ってる人は、いつか起こると言われている南海トラフ地震が万が一起きて被害が起こったとき、『東名阪および四国の太平洋側なんかに住んでるから被災するんだ!』とかっていうんでしょうね、その理論だったら。

 

ホントさ、人が大変な時にそんなことを思う人がこんなにいるのかと知ってびっくりするとともに、そういう死人に鞭打つような人とは付き合いたくないなって思ったね。