人生において、1ヶ月しないくらい学芸大学で働いたことがあります。
オフィスに着いたら大量の固定電話のリストを渡されて、とりあえず一日中電話をかけまくるというマジカルなお仕事でした。
当時、ブラック企業という言葉はなかったけれど、初日から『ここはヤバい。』と思ったね。
お昼休みにビルの屋上に行って一人でコンビニ飯を食べようとしたら、同時期に入社した10才くらい上の男性の社員がいて、寂しそうに独りでハーモニカを吹いている、そんな職場でした。
ビルの屋上で、素でハーモニカーを吹いている人を見たのは、後にも先にもあの人だけだなぁ。
『僕、もう辞めようと思うんですけど、辞めないんですか?』
と聞いたら、
『辞めたいけどさ、ここに入社が決まった時に奥さんのお義父さんからお祝いでスーツを買ってもらってさ・・・だから俺はすぐには辞められないんだよ・・・』
当時僕は22才くらいだったかなぁ、結婚するってのは大変なんだなぁと思ったよ。
そんな学芸大学でさとうさんと待ち合わせして、駅から徒歩2分くらいの場所にあるマッターホーンという喫茶室に行ってみたりしました。
こんなお店あるの知らなかったなぁ、学大も深い。
メロンシャーベットがのったミルクシェイクがヤバすぎました!
伊達に食べログ3.70を超えてないね。
そのあとは、、、まぁ、いいか。
学大→三茶→下北のいつもの散歩コースをご飯を食べながら、一杯飲みながらふらりふらりと。
なんか最近、こういうぷらぷらするのがいいな。
40才にして最近、自分がどういうことが好きなのか、ちょっとづつ見えてきたような気がします。
遅咲きです。
マッターホーン
https://s.tabelog.com/tokyo/A1317/A131702/13003197/