新発田駅に到着。
駅から新発田城までグーグル先生曰く2kmで歩いて25分。
普段なら全然歩くんだけど、今日は80分後には駅に戻ってきて次の電車に乗りたいので、レンタサイクルをチョイス。
もしくは、僕の場合はソロなんであれだけど、ダブルス以上の人は駅前にタクシーが何台も待っているので、タクシーでもいいかもね。
で、駅を出て周りを見渡してもレンタサイクル屋さんらしきものがなく。
ネットには新発田駅では借りられるって書いてあったのになぁ・・・と思いつつ、駅員さんに聞いたら、『あ、駅の方で貸し出しをしています。改札の窓口までどうぞ!』って。
駅が自ら自転車も貸してんのか・・・新しいスタイルだな(笑)
レンタルスタイルは、時間制ではなく一日いくらのストロング・スタイルのみ。
『普通』の自転車が500円、電動自転車が1,000円とのことでした。
その時、時間はもう16時を過ぎてて18時までには返却とのことだったけど、歩いてたら絶対乗りたい電車に間に合わないので、しょうがなく電動なしの普通の自転車を借りたら、
なんか領収書的な紙切れと鍵をもらい、『あそこにある自転車ですから』って。
まぢか?その自転車、てっきり誰かが駅に置きっぱにしてる自転車と思ったわ…
もうちょっとなんか、ちゃんと管理した方がいいんじゃないですか?(笑)
しかーも、どう思います、これ↓。
俺は見た瞬間、血圧がぎゅぅーーーんって上がりましたよ。
ギアなし・・・。
もうね、28世紀くらいになったらどっかの博物館で『古代人が使っていた移動用自力型二輪車』として展示されること間違いなしの変則ギアなしママチャリ。
九州のど田舎の自転車の息子として言わせてもららうと、30年前の佐賀で使われていた自転車にもギアは付いてたわっ!!!(このたわけがぁーーーっ!!!)
今はもう令和ですよ?
逆にこの手のギアなし自転車を、この人たちはどっから手配してきてるのか、ある意味、興味がわきます。
ふつふつと湧き上がる怒りを抑えながら、再度JRの改札窓口に向かい、ギアが付いていないので付いているものがあったら、交換して欲しい旨を紳士的に相談したところ、電動自転車には三段ギアが付いているが『普通の』自転車にはギアは付いていないとのこと。
この普通か普通じゃないかの話になるともはや哲学の世界になってしまうが、僕の世界観で言わせてもらうと、この時代に変則ギアなしの自転車を『普通の』という形容詞で表現するのは、詐欺の疑いがあるように思います。
だったらアレかい、JRさん的にいうとギアの付いていない自動車を『普通の』自動車と表現するのかい?
今でも思い出す、去年のゴールデン・ウィーク、島根の松江で必死にギアなしのママチャリで立ち漕ぎをしたことを。
ゴネてもしょうがないので、粛々とこの妖怪ギアなしを借りることにしましたよ。
ただ、これだけは言いたい。
ギアなしの自転車は、断じて『普通の』自転車ではないということ。