少し前になるんだけど、5月か?去年の秋に続き、会津若松に行ってきて。

 

去年の秋にも若松城には行ってるんだけど、その時はまだ100名城のスタンプを集めてなかったってのも確かにあります。

 

ただ、今年の春に戊辰戦争について色々とネットで見てたら、(個人的には)すごい写真を知って。

 

この写真、戊辰戦争の激戦の一つ、会津の籠城戦で会津藩が降伏したあとに撮られた写真とのことなんだけど、すごくないですか?!


 

大砲が打ち込まれまくってて、ボッコボコ・・・。

 

 


僕はねぇ、この写真を見たときに、なんというかこう胸がキューと締め付けられる思いがこみ上げてきて、『もう一回若松城を見に行かなきゃ!』と思いました。

 

徳川が豊臣から政権を奪取した大阪冬の陣・夏の陣。

 

冬の陣が1614年でその時、和議になったきっかけは大阪城の本丸に徳川方から打ち込まれた大砲一発に秀頼の母・淀君がビビって『和議じゃぁー!』となったのは有名な話です。

 

かたや会津戦争が明治元年の1894年なんで、大阪・冬の陣から約250年後ですよ。

 

江戸時代終盤には外国からの強力な武器も大量に入ってくるようになって、冬の陣当時と比べるのもおかしいくらい武器が進化してる中で、250年経ってなお戦国時代と同じように城に籠っての籠城戦だからね。

 

そりゃ、こうなるよ・・・。

 

それでも1ヶ月近く耐えた会津藩を褒めるのが正しいでしょう。

 

なんだろうね、この城に籠るってのは、もちろん防衛面においても少なくとも平地戦よりは防衛側に有利な面は多少あるだろうけど、それよりなんかこう精神的支柱というか象徴的な側面もあったのかもしれないよなぁ。

 

万が一、億が一、現代の日本が外国から攻められたら、どこに籠城したらいいんだろうな。

 

天守閣があって『城』という分かりやすい象徴になりうるとしたら・・・

 

結構わりかしディズニーランドのシンデレラ城が最強かもね、周りに水堀もあるし。

 

話を若松城に戻すと、今の若松城は完全に作り直されたものなので、城自体の建物としての歴史的価値は現存12天守(全てが国宝または重要文化財)などの城に比べると劣るのだけど、僕の中ではそんなものじゃ計りきれない存在である城なんです。

 

今年中にもう一回くらい行きたいな、会津。

 

いつもはJRで郡山経由で行ってるからさ、今度は東武鉄道で行ってみたいんだよね。

 

4日間乗り放題の『ゆったり会津・東武フリーパス』ってのがあるんです。

 

http://tabi.tobu.co.jp/ticket/honsen/c01_d.html

 

このきっぷで会津に行ってさ、喜多方でラーメン食べて、帰りに大内宿を観光したり、鬼怒川温泉で温泉宿に泊まったり、日光でお参りして江戸に帰ってくるプラン、どう?

 

結構いいと思うんですよ、我ながら。

 

ってか、絶対いいはず!