先日の甲府は、一応の目的は甲府城と現在は武田神社である武田氏館(躑躅ヶ崎館)、この二箇所で100名城のスタンプをもらいにね。

 

どちらも既に行ったことのある場所なので新鮮味はないけれど、大好きな武田信玄ゆかりの地なので、足を向ければ向けたでテンションが上がるのは否めません。

 

甲府城は素晴らしいことに甲府駅すぐ、歩いて5分もかからない場所にあります。



 

世の100名城全てが甲府城のように駅チカだったら、どんな楽なことか。

 

稲荷櫓の中では甲府城物語っていう無料のささやか系の展示があるのだけど、明治初期に甲府城本丸から撮られた写真がこれ。


 

堀の奥には若干の水田らしきものが見えるけど、意外だったのがその水田の奥にびっしり連なってる家々。

 

流石に高い建物はないけど、結構甲府って昔から栄えてたんだね。

 

これ↓が現在の本丸跡地から見た同じ方向の写真だけど、なんか明治初期の頃の方がイケてるような気がするのは僕だけでしょうか?


 

城内にはこの炎天下の中ご苦労なことに数名のご老人がボランティアの解説員ガイドとして立っていらっしゃいました。

 

これはチャンスとばかりに、雨宮さんというガイドの方に色々と質問をさせてもらいました。

 

例えばさ、武田信玄が好きな人って多いと思っていて、僕もそんな中の一人なんだけど、信玄の小説とか伝記を読んでて、躑躅ヶ崎(つつじがさき)館って名前はバンバン出てくるんだけど、甲府城って名前は一切出てこなくて正直全く馴染みがないんです。

 

そしたらさ、雨宮さん、めっちゃ歴史くわしい!!!

 

甲府についてだけでなく、日本史全般めっちゃ詳しいんです。

 

日本史どころかもはや中国の項羽と劉邦の話まで出てきて、参りました・・・。

 

歴史好きってより、もしかして歴史研究家の方だったのかな?そのくらい詳しかった。

 

しかもさ、詳しいだけじゃなくて、ちゃんとご自分の考えというか推測を持たれてるのが、これまた素晴らしい。

 

歳は違えど二人して、『なんで明智光秀は信長を本能寺で討ったのか?』について熱く語り会いました、もはや武田は一切関係ないというね。(笑)

 

さっきネットで調べてたら雨宮さん、『甲府城御案内仕隊』ってボランティアのNPO団体の代表を務めてらっしゃる方みたいです。

 

豊富な知識と話やすい雰囲気で、このブログを読んでる人で甲府城に行く用事がある人、いるかなぁ?いないよなぁ・・・(笑)でも、万が一いたら、甲府城では雨宮さんみたいなガイドの方から話を聞を聞くの、絶対オススメよ。