先日、って先月か。
お昼休憩に会社の近くをチンタラしてたら、古美術屋?骨董屋?さんがあって
かなり刺激的なポスターがあったんでね、パシャってたら中からオーナーのご夫人が『暑いでしょ?良かったら中にパンフレットがあるんで、中へどうぞ!』って。
凄く感じが良くてお話上手のご夫人でね、あと30年早く生まれてたら食事にでも誘ってたな。
個人的にこの骨董屋さんってどういうフローでビジネスが成り立ってるのか謎だったんで、いろいろとお話を伺うのです。
お店の外にはブックオフもびっくりの本が一冊10円(笑)
あんまいい本はないだろうと高を括ってたら
川端康成さんの『みずうみ』!!!
なんなら及川恵さんも。
今も昔もお金がないのは変わらないが、ハイパー昔はハイパーお金がないので、当時出来たばかりの八雲中央図書館という上等な図書館でデートをしてて、その時に彼女はこの及川恵さんの作品をハイパー読んでいた。
せっかくなんで、2冊買ったよ、20円払って。
『あら、佐賀出身なの?うち伊万里焼や有田焼も扱ってるから、ご実家にもし昔のがあったら買取もしますよ!』
そんなたいそうなものはうちにはないと思いますよ!と伝えると
『戦時中、空爆を避けるために高価なものは庭に埋めてた家庭が当時結構あって、九州だと伊万里焼とかの磁器を埋めてた人が多いから、分からないわよ!』
なるほど…
ただ、祖母も祖父も鬼籍に入っている今、もはや掘ろうにも庭のどこを掘っていいか分からない…
そんなご夫人から、上野の三国志展の割引券をもらってさ。
一枚でいいです。と言ったんだけど
『そんなことで言わないでぇ、誰か女性でも誘って行ってきなさい、ねっ!』
と二枚、割引券もらったけど、やっぱり一枚でよかったな(泣)
今やってる映画『天気の子』ならまだしも、三国志展は流石に一緒に行ってくれそうな、女性どころか男性さえ思いつかなかった。
マンガの『キングダム』なら読んでる。って女性は、結構いんだけどね
そんな上野に独り向かうサタデー。