ホリエモンさんの赤ちゃんに対する発言がなにやら周りを巻き込んでヒートアップしてまする。

ホリエモンさんの、というより新幹線の中で泣く赤ちゃんに対するとある人のコメントに対するホリエモンさんの意見だね、正確にいうと。

こういうことって、実は僕も以前から違和感を感じているんです。

なんかちょくちょくあるのが飛行機の中で泣く赤ちゃんに対しての著名人のちょっとしたコメントがよく炎上しちゃってるってのを記事でみます。

なんかさ、赤ちゃんとか子供が関わるトラブルにおいて、赤ちゃん・子供ってのは、『絶対悪』の正反対の『絶対正義』的な存在な風潮があるように思われるの自分だけでしょか…

例えばさっきの例でいうと、飛行機の中で赤ちゃんが泣いてて、著名人が『赤ちゃんが泣いててうるさいなぁ…』とかブログなりツイッターに載せると、もうボコスカに言われてるのよ。

まぁ、そもそもそんな事を書かなきゃいいのにとは思いはするけど…

で、そん時に言われてるのが『赤ちゃんが泣くのはしょうがない!』・『赤ちゃんは泣くのが仕事だ!』とか『嫌なら乗るな!』・『心が狭い!』とかさ。

もう人に非ずみたいな言われように基本なるのよ。

僕が以前から違和感を感じていたのは、この点なんです…実は…

『そういう人達って、みんながみんな、そんなに人間できてる人格者なのかなぁ…』

って思います。

と、言うのも、因みに飛行機でいうと、エコノミークラスだとボロカスに言われるのが、これがビジネスクラスだと、全く正反対にビジネスクラスに赤ちゃんを乗せた人、まぁ大概は親御さんだけど、その親御さんが今度はボロッカスに叩かれてるのね。

『赤ちゃんをビジネスクラスに乗せるなんて非常識だ!』・『高いお金だして静かな空間を買ってるのに!』・『出来るだけリラックスしたい仕事利用でいるビジネスマンの為なのに!』

などなどね。

で、

『あれっ?』

って思うわけ。

でも、赤ちゃんが泣くのがしょうがない、泣くのが仕事だとしたら、エコノミークラスだろうがビジネスクラスだろうが関係なく、それを周りは受け入れるべきなんじゃない?

って。

なら、お前はどうなんだ?って言われると、そうだねぇ…

これまでも飛行機に乗り込んで席に着いたら隣が赤ちゃんとお母さんで、もはや赤ちゃんが泣きだしてた事があって、12時間以上のフライトだったからさ、少なくとも『ラッキー』とは思えなかったよね。

ただ、何より思ったのは、お母さんがホントに申し訳なさそうだったから、お母さん大変だなぁ…とこっちが申し訳なくなったよね…

個人的には、赤ちゃんが泣くのはしょうがないとは思うけどね。

ただ、お金をコツコツ貯めて人生最初で最後のビジネスクラスでの旅行とかさ、でっかい取引の商談の為のフライトで体調整える為にも出来るだけ寝ていたい人とか、まぁ、みなさん色々あるとは思うけど、そんな人がずーっと泣いてる赤ちゃんの隣に席がなった時に『はぁ…』と心の中で思う分には、その気持ちは全然理解できるし、それで『この人は心が狭い人だ』とは思わないね。



大好きな人と初めてのデートでさ、すごくオシャレして待ち合わせ場所に出かけたら、相手と会う直前にカラスの糞が空から降ってきて服に直撃するとするじゃない?

極一部の

『ラッキー!よし、これでウンがついた!』

っていう特殊な人以外は、大概の人は『あーもぉーっ』って激おこプンプンなんとかになると思うの。

現実の世界だとさ、

『大丈夫!?あのカラス、ムカつくねぇ!!!』

みたいなもんだろうけど、これがネットの世界だと

『なにそんなにムカついてるの?地球は人間だけのものでなく、鳥も動物も魚も住んでいて、それぞれがもちろんフンもするから、たまたまフンが当たるのも当たり前じゃない?そんなんで怒るようだったら、地球に住む資格ないよ…』

みたいな、こんな風な『正論』がよく散見されます。

確かにそうなんだよ…

確かにそうなんだけど、そこまで言う必要ある?

って…



ネットが生活のもはや一部になってて、SNSがこれだけ流行ってて、ネット上ではたくさんの『いい人』がたくさんの『いい事』を言って、それを聞いたたくさんの人が『いいね』と言う。



と、いうような事を今度広告チラシの裏にでも書いてゴミ箱に捨てようと思ってるんです。


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