香港から友人が来日していたので、食事へ。
学生時代から含めて数人の友人・知人が香港にいます。
出会った頃は、なんとか拙い英語で話していましたが、なぜかみんな今ではほぼ完璧に日本語を話してくれるので、とてもラクです。
昨日あった友人も例に漏れず、アクセントまで完全に日本語を話します。
因みに友人は僕より年上なんだけど、出会った頃は英語で話しててお互い名前を呼び捨てで呼びあっていたのが、日本語で話をするようになってから、なぜか向こうは僕を『さん』付けで呼ぶようになりました。
会話は普通にタメ語で話してるのに、名前だけ『さん付け』で呼ばれるのも面白いから、別に指摘しないままにしています。
もしかしたら、香港に住むことになるかもしれないので香港についてオーバーグラウンドからアンダーグラウンドのことまで話を聞くる。
とりあえず中国語を早く覚えたかったら、中国人の女性と付き合って同棲した方がいいから…と、携帯の写真フォルダーから数人の女性友達の写真をピックして見せてくる。
若干一名、ロシア人のクォーターとの子が、ぐぅかわいい…
しかも、同棲する大きさの家を探すならこの不動産屋がいいと、不動産屋まで紹介してくれる。
流石、アジア経済の中心地、香港人は仕事が早い。
早過ぎて若干喰い気味でさえある。
このままだと、話が進んで香港でのお墓の場所まで決まりそうな勢いなので、とりあえずお会計を終えて場所を移ろうとお店の人にお会計をお願いし、伝票を持ってきてもらう。
東京は渋谷なので、僕が支払いをしようとすると
『カブトムシさん、いつもお世話になってるから、出すよ!』
と。
お世話の『お』さえ世話した記憶はないけれど、先方は記憶違いをしてるみたいなので、それならそうとワリカンこと割り勘定だと思い、そしたら…と半分支払おうとすると
『カブトムシさん、何してんの?全額俺がだすんだよ!』
と…
結婚とお会計はタイミングが全てらしいので、ここが勝負所と踏んで僕は清々しく
『ご馳走様でした!』
の呪文を唱えました。
奢りだったらもうちょっとコーラ、飲めば良かったな…
と思いながら、店をあとにした夜でした。