夜の新橋へ。

噂には聞いていたけど、かなりサラリーマンで賑わっていました。

たくさんお店はあるのに、どの店もパソパソです。

もはや駐輪場さえもパソパソで空中に駐輪されています。

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そんな雑踏を通り抜けて汐留はイタリア街へ。

汐留というと実はあまりいい印象はないです。

坂登ること2002年、僕は東京に出てきて、お台場のアクアシティで二ヶ月くらい働いた事があるんです。

その頃僕は駒沢に住んでて、駒沢から田園都市線で表参道からの銀座線で新橋からのユリカモメでお台場まで通っていました。

で、当時はそれはそれはお腹が弱くて、しょっちゅう途中下車ばかりしてて。

噂の汐留駅は、ホームはあれどまだ建設中で、ユリカモメは新橋を出ると無人の汐留駅を通過して竹芝駅まで行くんだけど、その間が永遠くらいに長く感じていました。

その頃、毎朝呪いました。

『なんだよ、この汐留駅って…作るなら作るで早く完成してくれよっ!もともとないならないで意識しないけど、微妙にホームまで出来てるから、『ホントだったら、お腹痛い時にここでトイレ休憩出来るのに竹芝まで二駅分我慢しなくちゃ…』って意識してしまうじゃないかっ!』

と。

若かったんでしょうね。

今ではすっかりお腹も強くなって、

『汐留とか竹芝とかどうでもいいから、新橋からノンストップでお台場まで行けばいいのに…』

とさえ思えます。

そんなダークなメモリーしかない汐留は、イタリア街に行ってきましたぞ。

行くまでイタリア街って呼ばれてるとは知らなかったんだけど、確かに一本の道を挟んで100Mくらいの間に4-5店舗イタリアンぽい店がありーの、道はレンガ畳的な。

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ただ、イタリアンぽい店が4-5店舗あるにはあるんだけど、そのうち1店舗はイタリアンぽい外装のラーメン屋さんで、そのうち1店舗はイタリアンぽい外装のココイチ…もはやカレー屋さんです。

イタリア人に

『ここはイタリア街と呼ばれています。』

と言ったら、かなりショックを受けるんじゃないでしょうか…

そんなこんなで、とりあえずイタリアンぽいお店で空いてそうなお店へ入りました。