最寄りのコンビニでは今品切れ中と言われ、もう一つ先のコンビニへ。

そこでも品切れと言われ、次でダメだったら諦めよう…と思った三軒目のコンビニで入手しました。

往復はがき

photo:01



何年振り、もはや何年ではなく何ディケイド振りでしょうか、往復はがきを買うなんて。

IT化が進む現代において、ハガキは情報伝達手段としてのツールから、どちらかというと年賀状に代表されるような古き良き日本を和むツールとなってしまったような昨今。

一説には世の中で交わされ『おやすみ』の84.3%は口頭ではなくメールとも言われる、そんな利便性のみを追求してしまった現代社会へのアンチテーゼのごとく、行きも帰りもハガキというまさしく男の中の漢。

それが、往復はがきです。

因みに、往復はがきで『おやすみ』を伝えようとしたら、相手からの『おやすみ』は何日後に帰ってくるのだろうか…

その間、寝てしまうのは失礼にあたるので、やはり起きて待つのが礼儀だろう。




因みに、3月9日という日付があります。

よっぽど特殊なカレンダーでない限り、世の中のカレンダーの3月のページには3月9日は存在します。

3月9日といえば、世の中の大多数の人が思い浮かべるのは、仏滅でしょう。

かくいう僕も、その大多数の1人です。

若い世代の人は、レミオロメンさんの歌を思い浮かべる人もいるかと思います。

一部、日産自動車で働く人の中には、カルロス・ゴーンさんの誕生日として記憶している人がいたとしても不思議ではありません。

バービー人形のバービーちゃんの誕生日!と、パッと浮かんだ人は、迷うことなくその道を突き進んで行くべきでしょう。

そんな中、1億2000万人強の日本国民の中、0.001%または0.0001%くらいの人が思い浮かべていることがあるんです。

3月9日といえば、新選組総長山南敬介さんが切腹して亡くなった命日じゃないか…と。

photo:02



僕も教えてもらうまで、全くのノーマークでした…

今年の3月9日に、京都にて第八回山南忌という山南さんを偲ぶ会があるとのことです。

その日は、午前の光緑寺で墓前焼香から始まり、旧前川邸の普段は入れない山南さんが切腹した部屋での焼香、壬生寺会館にて講演とあるのだけれども、事前に参加希望を通達しなければなりません。

その方法というのが、この往復はがきです。

以前参加された方のブログを拝見していると、講演などかなりガチなようです。

『えー?新選組の総長って、近藤勇じゃないのぉー?』

とか論外及び切腹レベルでしょう。

講演で話される内容を出来るだけ楽しめるように、これからまた新選組及び幕末の時代背景をしっかり復習して行こうと思います。

因みに、近藤勇さんは総長ではなく、局長です。

photo:03