仕事帰りに渋谷パルコへ。

館内で用事を済ませたあと、エスカレーターで降りてたときにヴィヴィアン・ウエストウッドのお店が目に入ったので立ち寄ってみました。

このヴィヴィアン・ウエストウッドは、実は僕がファッションに興味をもつようになったきっかけのブランドで、とても思い入れのあるブランドです。

高校時代、ランシドが好きだった僕は必然的にセックスピストルズとクラッシュで云えば、断然クラッシュ派でどちらかというとセックスピストルズは好きでなかったと言ってもいいくらいでした。

ただ、高校卒業後、一年間住んだ東京時代にひょんなことからTokyo Sex Pistolsの存在を知り、これまたひょんなことから奇跡的にTSPのVHSビデオとカセットテープを入手して、そのビデオを見た時に、脳天ぶち抜かれるくらい衝撃を受けました。

ぶっちぎりカッコ良かったんです。

メンバーのボーカルは、アンダーカバーの高橋盾さん、ベースがバウンティーハンターのヒカルさんで、しかも文化服装の学生時代に組んでいたという、今考えるともはや伝説的なバンドでした。

しかも、Tokyo Sex Pistolsというバンドの名付け親がロンドンナイトの大貫憲章さんというね、もはやですわ、もはや。

で、そのPVの中で着ていた服が前身ヴィヴィアン・ウエストウッドのセディショナリーズということを知り、一気にヴィヴィアン・ウエストウッドを好きになりました。

因みにこのアンダーカバーの高橋盾さん、ピストルズのジョニー・ロットンに似ているからジョニオと呼ばれているのは有名な話ですが、『って話は知ってるけど、実際似てるの?』って人がほとんどじゃないでしょうか?

見てください。

今はYouTubeという文明があるので、Tokyo Sex Pistolsで検索して見て下さい。

当時はあのビデオでしか見れなかったPVが見れちゃうんです。

正直、ぶったまげます…

なんで『ジョニオ』と呼ばれるようになったか…納得です。

もうね、そっからは当時付き合ってた彼女にプレゼントする時は、ぜーんぶヴィヴィアン・ウエストウッド…

香水、バッグ、アクセサリーetc etc etc

今考えると、彼女には本人に悪いこと…というか、かなり自分の趣味を押しつけてしまって反省です…

もうね、このヴィヴィアンに関しては話が長くなるから今回はこれくらいにするとして、要するにパルコで行ったんですわ、ヴィヴィアンのお店にフラッとね。

で、買っちゃったよね。

勢いで…

ピアス…

photo:01



正直、一瞬悩んだ。

34歳、ヴィヴィアンのピアス、するか?

って。

悩んだけど、先日の腐女子の方の言葉を思い出したわけ。

『買っても後悔、買わなくても後悔』

どうせ後悔するなら…って、買いました。

で、帰宅してさ、今買ったピアスをつけて鏡で見てみたんだけどさ…

買って後悔してるわけ…

やっぱアレ、名言だわ。